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知っておきたいアパートローンの金利相場はどのくらい?

6/12(月) 20:10配信

ZUU online

自分の住まいを買うために借りる「住宅ローン」と異なり、「アパートローン(不動産投資ローン)」は、賃貸住宅の取得資金とすることが目的となる事業です。そのため、一般的な住宅ローンと比較すると金利が高めに設定されています。

ここでは、不動産投資をはじめるにあたり、気になる金融機関ごとの金利の相場などを確認しておきましょう。

■金利の相場とは

アパートローンの場合、金利は金融機関によって大きな幅があります。金利の低さと借りやすさは逆相関で、一般的には都市銀行、地方銀行、信用金庫、ノンバンク系の順に金利が低い代わりに、借りにくくなっているといわれています。借りる相手によって、金利が2倍程度になることもあります。

つまり、金利の低い都市銀行でアパートローンを組みたいと思っても、過去に不動産投資で成功していたり、高い属性の職業に就いていたりしなければ、審査に通過しにくいのが現実です。

最近は金融緩和により以前よりも融資が受けられやすくなってきています。しかし、初心者の場合はまず信用金庫など高めの金利のローンでアパート経営をはじめることも選択肢の一つでしょう。なぜなら、数年後には金利の引き下げ交渉ができる場合もあるからです。

ノンバンク系では金利が高すぎるので、よほど利回りの高い物件や長期の融資が組める場合以外、仮に満室経営ができたとしても赤字となる可能性が高いでしょう。融資が受けやすくても、長期間に及ぶ不動産投資では、金利が大きく影響してきます。

■提携ローンの存在

アパートローンは、金融機関と投資家が直接申し込みを行って借りるもののほかに、販売元である不動産会社が紹介する金融機関から借りる「提携ローン」があります。ローンを組む場合に必要な「本人審査」と「物件審査」のうち物件審査がすでに通っている状態となるため、審査自体がスムーズで、約6割が提携ローンを選ぶといいます。しかも、審査が通りやすいというメリットもあります。

しかし、そもそも提携ローンの利用が必須というルールはないうえ、金融機関と直接交渉したローン商品のほうが条件に合っている場合もあるため、時間がある場合は専門家に相談するようにしましょう。

■サラリーマンの場合どのくらい借り入れることができるか

アパートローンの場合、金融機関によって多少の幅がありますが、一般に借り入れることができる限度額は年収の10~20倍といわれています。一般的なサラリーマンだと5~10倍だという指摘もあります。

住宅ローンが個人の給与所得のみを裏付けとして融資されるのに対し、アパートローンは基本的に物件から上がってくる家賃収入でローンを返すという事業計画をベースに融資されるものです。ただ、個人の属性がまったく考慮に入れられないことはないでしょう。物件の収益性と資産性に、本人の属性を加味して総合的に判断されるといえます。

どれだけ購入者の個人属性を重視するかは、各銀行によってまちまちですが、ローン総額が数億円規模になると、不測の事態が起こった時のリスクがあります。このため、一般的にサラリーマンが借りられるのは最大でも2億~3億円くらいと考えておいたほうがよいでしょう。

■金利を低く、融資を受けるためには

融資を受けるためには、自分の客観的な社会的立場、つまり金融機関側からいうと「個人の属性がどれくらい高いか」について、正確に把握しておくことが何より大切になります。ここを間違えると、金利を下げてもらうよう交渉をしたところで、対応してもらえないでしょう。

ただ、自分ではなかなか客観的に判断できるものではないため、専門家の判断を仰ぐことも重要かもしれません。融資を引き出すポイントは、不動産管理会社が持っている金融機関の情報網をうまく利用することです。不動産会社で自分の属性を判断してもらったうえで、適切なローン商品を紹介してもらうのが効率的といえるでしょう。(提供:不動産投資コンシェルジュ)

最終更新:6/12(月) 20:10
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