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バス駐車場の屋根に2700枚の太陽光パネル、130世帯分の電力を生む

6/12(月) 12:28配信

スマートジャパン

■約130世帯分の消費電力に相当する電力を

 JFEエンジニアリングは2017年6月、三重交通向けに建設した太陽光発電所が稼働を開始したと発表した。同社子会社のJFEテクノスが、三重交通四日市営業所に大型バス専用の屋根付き駐車場を建設し、屋根全面に太陽光発電設備を設置したものである。

【より上空から見ると……】

 発電能力は最大出力450kW(キロワット)で、年間47万6600kWh(キロワット時)の発電量を見込むという。1世帯当たり年間3600kWhで算出すると、約130世帯分の消費電力に相当する。発電した電力は、固定価格買取制度により中部電力に全量売電される。

 三重交通の大型バス駐車場に屋根を設置するのは初であり、荒天時における点検などの作業環境向上や、バス車両の冷房負荷軽減、冬季の霜対策などにつながることが期待されている。また屋根に照明を取り付けることによる、防犯面の強化も挙げた。

 なお四日市営業所の総投資額は約2億円で、事業期間は20年間を予定している。

 三重交通では今後も太陽光発電設備を設置した駐車場建設を計画しており、中勢(ちゅうせい)営業所と伊賀(いが)営業所で建設が進められている。

 中勢営業所の発電能力は811kW、年間約86万4800kWhの発電量を見込む。総投資額は約3.2億円で、事業期間は20年。発電開始時期は2017年9月を予定している。

 伊賀営業所の発電能力は359kW、年間35万900kWhの発電量を見込む。総投資額は約1.5億円で、事業期間は同じく20年。発電開始時期は2017年11月を予定している。これにより、3拠点合計の発電能力は約1.6MW(メガワット)となる見込みだ。