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桐生、新ライバル・多田の台頭歓迎「盛り上がる人が出てきた」

6/12(月) 6:04配信

デイリースポーツ

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(21)=東洋大=が11日、欧州遠征を終えて成田空港に帰国した。前日に追い風4・5メートルの参考記録ながら、9秒94の国内レース日本人初の9秒台をマークした多田修平(20)=関学大=の台頭に、プライドをのぞかせた。

【写真】追い風参考ながら9秒94をマークした多田修平

 「追い風参考はともかく、(世界選手権の)参加標準も切ってきた。盛り上がる人が出てきた」と新たなライバル出現を歓迎しつつ、世界切符の懸かる日本選手権(23日開幕、大阪・長居陸上競技場)に向け「勝った者が1番強い。それを示すのが日本選手権」と、第一人者の矜持(きょうじ)をにじませた。

 日本選手権では多田のほか、リオ五輪のリレーでともに銀メダルを獲得した山県亮太、ケンブリッジ飛鳥らと3枠の代表権を争う。ただ、誰よりも9秒台の重圧を背負って戦ってきた男は「試合に臨む気持ちはあまり変わらない。海外で9秒台の選手と走ってきてるので」と、キッパリ。日本で誰が一番速いのか、大阪決戦で証明する。