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真田広之 豊富なキャリアがアダ?撮影で4時間宙づり「さすがにしんどい」

6/12(月) 20:21配信

東スポWeb

 ハリウッド俳優・真田広之(56)が12日、都内で行われた映画「ライフ」(7月8日公開)のプレミア試写会に出席した。

 半年ぶりに日本の地を踏んだという真田は国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗する6人の宇宙飛行士の一人、システムエンジニアのショウ・ムラカミ役を演じる。

「お久しぶりです。日本の作品を見てもらえる喜び、長年見てくださっているお客さんに、また新作を届けられる喜びでいっぱいです」と観客の声援に応えると「現実味のある、明日にでも起こり得る題材をストレートに描くところに興味を持った。一番のベテラン宇宙飛行士で、4度目のミッションという役どころ。実は僕も宇宙ものを過去に3つやっているので、自分の中でも通じるものがあった」と語った。

 莫大な予算をかけて、ISSの原寸大セットを英国・ロンドンのスタジオに作ったという。「合成用のスクリーンがなくて、ぜいたくこの上ない撮影環境だった。僕は最初にフライトしてから40年、50代半ばの今も飛び続けている。初日の撮影で、監督は僕に『マエストロ』と言ってくださり、全幅の信頼を置いてくださった」と振り返る。

 役柄と同じく豊富な“フライト経験”が、他キャストのお手本となった。「僕の飛行シーンを撮った後、監督が彼ら(他キャスト)に『勉強しろ』とビデオを見せる」という状態で、真田は「バランスのポイントを早く見つけること」などとアドバイスを送ったという。

 いつも手本となる真田から撮影が始まるため、長い時には4時間も宙につられっぱなしで“無重力撮影”を行った。これには「4時間はさすがにしんどい。どうしよっかな、下ろしてもらおっかなと思ったが、肩に日の丸があるので、もうちょっと頑張ろうかなとなった」と苦笑した。

 作品は一行が火星で生命体に出会うという物語。真田は「撮影中、地球にそっくりの環境の星が見つかったというニュースを聞いた。地球外生命体とは、最初にどう対処するかで敵にするか味方になるか決まると思う。いずれ会うのであれば会ってみたい気持ちはあるが、できれば、まず遠目で見るところから始めたい」と“未知との遭遇”には慎重な姿勢を見せた。 

“日本代表”として、実力を遺憾なく発揮した自信作を引っ提げての凱旋帰国に、真田は終始上機嫌。最後は投げキスをして降壇し、最後までハリウッドスターとしてのオーラを漂わせた。

最終更新:6/12(月) 20:35
東スポWeb