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<上野パンダ>「ギャー、ギャー」産声は午前11時52分

6/12(月) 20:37配信

毎日新聞

 ◇シンシンが赤ちゃん1頭を出産

 上野動物園(東京都台東区)で飼育されているジャイアントパンダの雌シンシン(11歳)が12日、赤ちゃん1頭を出産した。シンシンの出産は2012年7月以来5年ぶり。性別は不明で、母子ともに健康という。同園では24年ぶりの出産だった前回は、赤ちゃんが生後6日で肺炎のため死んでおり、同園は注意深く観察していく。

【写真】パンダ誕生を記念して配布された紙のお面

 同園によると、展示場の奥に設置した産室で12日午前11時52分に「ギャー、ギャー」という鳴き声が聞こえ、午後0時38分、シンシンに抱えられた赤ちゃんの姿を飼育員がモニターの映像で確認した。体長約15センチ、体重は平均的な150グラム前後とみられる。シンシンは右前脚で赤ちゃんを抱く様子を見せているが、授乳は確認できていない。赤ちゃんの公開時期は未定だが、シンシンと赤ちゃんの様子を見ながら、半年後をめどに検討する。

 シンシンは11年2月、中国から借りる形で雄のリーリー(11歳)と来日した。13年にも妊娠の兆候が見られたが、実際はしていない「偽妊娠」だった。今年2月27日に計3回、約4年ぶりに交尾が確認され、5月中旬ごろから妊娠の兆候が見られて、同25日から公開が中止されていた。

 同園では1972年のカンカンとランラン以降、計12頭のパンダが飼育されてきた。シンシン以外に出産したのは、80年に来日したホアンホアンだけで人工授精で3頭を産んだ。【柳澤一男】

最終更新:6/13(火) 4:57
毎日新聞