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W杯の北朝鮮含む北東アジア4カ国共催 実現の可能性は? 

6/12(月) 20:52配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、青瓦台(大統領府)で国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長と会談し、2030年ワールドカップ(W杯)を韓国、北朝鮮、中国、日本の北東アジア4カ国で共同開催することを提案した。インファンティノ会長は「前向きに検討する」と応じたという。

 北東アジア4カ国による共同開催については、大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が議論の段階とした上で、3月に構想を提示した。

 W杯の出場枠は現在32チームだが、26年からは48チームに拡大することが決まっている。米国、カナダ、メキシコの3カ国のサッカー連盟会長も4月にニューヨークで会合し、26年のW杯の共同開催推進を公式化した。

 30年のW杯が北東アジアで共同開催される可能性は低くない。18年には欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟しているロシアでW杯が開催され、22年にはアジアサッカー連盟(AFC)加盟国のカタールで開催される。 

 26年大会が北米大陸で開催されれば、30年大会が北東アジアで開催されてもFIFAが定めた大陸持ち回りの原則に反しない。

 北東アジア4カ国で30年大会が開催されれば、アジアでW杯が開催されるのは02年の韓日大会以来、28年ぶりとなる。

 ただ実現するには越えなければならない課題が多い。中国は国策として国内サッカーの強化を掲げており、単独でのW杯開催を目指しているとされる。

 日本も共同開催に前向きとは言えない状況だ。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は鄭会長の共同開催案に対して、日本は50年までに単独開催することを目標にしているとの立場を明らかにしていた。 

 北朝鮮はミサイル挑発と核兵器開発などで国際社会から厳しい視線にさらされており、共同開催の障害になるものとみられる。

 30年大会を北東アジア4カ国で共同開催するためには、4カ国とFIFAがどの程度、同調していくことができるかが鍵になりそうだ。

最終更新:6/12(月) 20:55
聯合ニュース