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大規模緩和、維持の公算=物価先行きを点検―日銀

6/12(月) 19:00配信

時事通信

 日銀は15、16の両日、金融政策決定会合を開く。短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%に誘導する現行の大規模金融緩和を維持する公算。携帯電話料金の値引きの影響などで、消費者物価の上昇ペースは鈍い。会合では2%の物価上昇目標の達成に向けた道筋を点検する。

 日銀は4月の展望リポートで、2%の物価上昇目標の達成時期を「2018年度ごろ」とする従来の見方を維持した。ただ、4月の生鮮食品を除く消費者物価は、プラス基調を維持したものの、前年同月比0.3%の上昇にとどまっている。

 好調な輸出や生産を踏まえ、景気判断も議論する。前回4月会合では、9年ぶりに「拡大」局面にあるとし、判断を上方修正した。

 国債の大量購入に伴う日銀の財務悪化などへの懸念から、市場では、大規模緩和からの「出口戦略」の説明を求める声が広がっている。会合後の黒田東彦日銀総裁の記者会見では、出口に関する発言に注目が集まりそうだ。 

最終更新:6/12(月) 23:51
時事通信