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連敗中でも忘れなかった、巨人選手の前を見る姿

6/12(月) 16:11配信

スポーツ報知

 球団史上初の13連敗を喫した巨人。連敗中の選手たちは、それぞれもどかしさを感じていた。試合後のベンチでの表情は忘れられない。マギーは憤りをあらわにした。石川は勝利に喜ぶ相手チームを真っすぐ、ずっと見つめていた。菅野、田口など先発投手陣も唇をかみ締め、ベンチから立ちあがろうとしなかった。全員がもがき苦しんでいた。

 抑えを務めるマシソンもそうだ。試合前によく会話をした。登板機会も少なく、負けが重なる度に「毎日悔しいね」と漏らした。「気持ちの切り替えが大事」と日頃から言っていた助っ人右腕。試合で失点した若手投手が試合後もシャドーピッチングをしようとする姿に驚いたという。「ストップと言うけどみんなやめないんだ。今日は今日、明日は明日だよって。みんな本当に頑張っているんだよ」。

 連勝の波に乗ることができなかった10日の日本ハム戦(札幌D)。マシソンは1点リードの8回1死一、三塁でマウンドへ上がったが、逆転を許してしまった。本当はその日の夜、札幌のおいしいご飯を食べに行く予定だった。負けたこと、勝利に貢献できなかったことが悔しく、ホテルでゆっくり心を落ち着かせた。そして翌日「勝ちに向かっていこう。頑張ろう」と笑顔で話した。

 選手たちは前を見ることを忘れていない。それぞれが努力を尽くしている。ファンもずっと応援している。苦しんだ以上の喜びが必ず訪れることを信じている。(記者コラム・玉寄 穂波)

最終更新:6/20(火) 21:52
スポーツ報知

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