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パンダ誕生に保護協会名誉会長の黒柳徹子「最近、こんなにうれしいことない」

6/12(月) 19:56配信

スポーツ報知

 上野動物園の雌のジャイアントパンダ「シンシン」(11)が12日午前、待望の赤ちゃんを出産したことを受け、パンダ研究家で日本パンダ保護協会名誉会長を務める女優の黒柳徹子(83)が都内で会見し「なんてうれしいこと! 最近こんなにうれしいことないです! ケンカしてる夫婦も今日だけでは仲良くゴハン食べるでしょう!」と声を弾ませた。

 幼少期におじが米国から買ってきてくれたおみやげのパンダのぬいぐるみのかわいさに魅了されて以来、パンダを愛し続けている黒柳。1972年10月28日、日中国交正常化の証として中国から贈られた「カンカン」と「ランラン」が上野動物園に来園した当日、居ても立っても居られず、リハーサルを抜け出して上野動物園の裏口でパンダの到着を待った伝説も持つ。

 終始ニコニコの徹子は、駆けつけた約30人の報道陣に「こんなに集まって下さって…あたしが産んだわけじゃないんですけど…」とジョークも。シンシンへのメッセージは? と問われると「良かったじゃない? あたしも嬉しいわ、と伝えてください」と友だちに語り掛けるように笑顔を見せた。

 会見での発言は以下の通り。

 【冒頭あいさつ】

 おめでとうございました。パンダが子供を産みました。パンダが子供を産むのは珍しいことですので、みなさんこんなに(報道陣約30人、集まって下さって、わたしが産んだわけじゃないんですけど…。何て嬉しいこと!と思っています。

 パンダは本当に難しい動物で、妊娠しているようでそうでない偽装妊娠をしたりする非常に珍しい動物です。だから動物園もギリギリまで発表できないんですけど、いきなりポンッと産んだんです。お母さんのシンシンは旦那さんのリーリーとの間の子供を5年前に産んだんですけど、残念なことに息を詰まらせて死んじゃったんですね。だから、長いこと上野動物園にはパンダの子供がいませんでした。

 何しろ一年間に2、3日しか妊娠可能日がないんです。人間では考えられないことです。動物園もどれだけ大変だったろうと思います。あたし、動物園の人じゃないのにどうしてこんなに話しているんでしょうね…。

 5年前はうまくいかなくて、とても残念でした。だから今回は絶対に赤ちゃんに間違いなくオッパイをあげてほしい。子供でも(声を張り上げて)「アアッ!」って、このくらいの声は出します。「アアッ!」って。そうじゃないとお母さんが踏んじゃう。で「あ、いたのね」ってオッパイ飲ませたりします。

 いつごろ見せていただけるんでしょうね。小さいほどカワイイですから。私もすごく楽しみですので、動物園に行きたいと思います。あたし、動物園のパンダ係じゃないのにね…。

 世の中で何がカワイイと言ったって、パンダの子供ほどカワイイものはございません。写真を撮る方は、生まれたパンダをパッと撮るとどんなにカワイイか…。親戚中のヒーローになれると思いますので、ぜひ上野動物園にいらっしゃって下さい。

 最近、こんなにうれしいことはないですね。考えるだけでちょっと笑っちゃう。日本中が喜びに包まれます。パンダの子供の喜びはみんなの喜びです。

 【質疑応答】

 ―シンシンに声を掛けるとしたら、なんと。

 「大変でしたねって。いずれにしましても良かったじゃない? あたしも嬉しいわ、と伝えていただければと思います」

 ―名前の候補は。

 「一般の皆さんからの募集になるんじゃないでしょうか。カワイイのがいいですね」

 ―雄(オス)雌(メス)はどっちを期待?

 「どちらでもカワイイので、どちらでもいいです」

 ―あらためて、徹子さんにとってパンダとは何ですか。

 「世の中が平和になりますね。あんなに平和な動物はいません。ケンカしないですし、噛み付いたりもしないですし、あんなに穏やかで、まん丸で、平和の象徴です。パンダを見ると、神様の存在を信じないわけにいかない。パンダ生まれてガッカリする人はいないし、平和になります。ケンカしてる夫婦も今日だけでも仲良くゴハン食べる。そのくらいの力をパンダは持っています」

最終更新:6/12(月) 20:32
スポーツ報知