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ラミレス監督、元同僚青木を祝福…内角打ち助言したら「私が首位打者逃した」

6/13(火) 11:02配信

スポーツ報知

 【ヒューストン(米テキサス州)=一村順子】アストロズの青木宣親外野手(35)が11日(日本時間12日)、本拠エンゼルス戦で日米通算2000安打の偉業を達成した。記録まであと2本で迎え、4回に二塁打、6回に左前安打を放った。8回の右前打で2001安打とした。日米通算での達成は7人目。米国で区切りの安打を放ったのはイチロー、松井秀喜、松井稼頭央に次いで4人目となった。なお日本だけでの2000安打は48人いる。

 青木のヤクルト時代のチームメートで、07年には首位打者を争ったこともあるDeNAのアレックス・ラミレス監督(42)が快挙を祝福した。

 青木さんを初めて見たのは、04年の沖縄での春季キャンプでした。若松監督を始め、多くの関係者が「このルーキーは将来、間違いなくウチの1番打者として活躍できる」と話していました。確かにバットコントロールに優れ、スピードにも恵まれていた。私もひと目見て、すごくいい選手だなと思ったことを昨日のことのように覚えています。

 2年目からレギュラーに定着。外国人選手とコミュニケーションを取るのがすごく好きで、積極的に話しかけてくれました。当時からメジャー挑戦の思いを持っていて「僕はメジャーに行けますか?」と聞かれたこともあります。その時、私は「ポテンシャルはすごく高い。必ず成功できるよ」と答えました。

 なぜなら、野球の能力はもちろん、物おじしない彼の性格が、移籍が多いメジャー球界のシステムやアメリカという異国の文化にもアジャストできると感じたからです。だから毎年のようにチームが変わっても活躍し続けている姿を見ても、何の驚きもありません。

 思い出深いのは07年シーズンです。彼のパワーを評価していたので「インコースをもっと引っ張れば、ホームランを20本ぐらい打つことができるよ」とアドバイスしたんです。すると、本当に20本塁打を打っただけじゃなく、2度目の首位打者も獲得。その結果、204安打を打った私は首位打者を逃すことになったのですが…。それでも、2人で切磋琢磨(せっさたくま)したこの年は、すごくハッピーでした。

 まだ35歳。個人的には、メジャーであと数年プレーした後、日本でキャリアを終えたらいいんじゃないかと思っています。彼ほどの輝かしいキャリアの持ち主であれば、将来的には監督になることもあるでしょう。日米の野球を熟知しているので、外国人との接し方もよく分かる、素晴らしい監督になるはず。今後も彼の成功を祈っています。

最終更新:6/13(火) 11:02
スポーツ報知

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