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【巨人】重信、山本、橋本到「これが俺の相棒!」

6/13(火) 14:03配信

スポーツ報知

 「これが俺の相棒!」特集。厳しいプロの世界で生き抜くため、欠かすことのできない「道具」にスポットを当てる。重信慎之介外野手(24)のスパイク、山本泰寛内野手(23)のバット、橋本到外野手(27)のグラブに込められた思いを聞いた。(取材・構成 長井 毅)

 

重信「千早振るスパイク」

 「走」部門ではチーム屈指の韋駄天(いだてん)として、試合終盤の代走起用などで活躍する重信の足元に注目する。50メートル5秒7の俊足を支えるスパイクにはある熱い思いが込められていた。

 今季から、ゼット社製の自身のスパイクにはかかと外側付近にオレンジ色の糸で「千早振る」と4文字の刺しゅうを施した。百人一首の枕ことばに用いられるその意味は「(い)ち=激しい勢いで」「はや=すばやく」「ふる=ふるまう」とされている。

 重信は「荒々しさとか激しさの中に神々(こうごう)しさを持ちたい。自分もそんなプレーをしたいという気持ちから入れました」と熱い口調で語った。

 今季は開幕から1軍に定着し、僅差の場面での代走起用が続くが「(走塁面は)これからも突き詰めていきたい」と満足感はない。昨季限りで巨人を引退した鈴木尚広氏に憧れを持つ背番号43。代走のスペシャリストに負けない“神走塁”を目指し、相棒とともにグラウンドを駆け抜ける。

 ◆山本「物干しバット」

 2年目の飛躍へ―。山本は2種類のバットを武器にシーズンを戦っている。1本目は長さ85センチ、重さ約900グラムの試合用。注目すべきは2本目だ。練習時に使用する同90センチ、約900グラムのノックバットに似た形状の“物干しバット”を今季から導入した。「試合用のバットより芯が先端の方にある。神経を先端近くに集中させて振ることで普通の(85センチ)バットを使ったときにヘッドの位置や重さが感じやすくなる」と狙いを明かした。

 ヘッドの重さが感じられることによって得られるメリットとして〈1〉手首を柔らかく使えて、バットのしなりを使えるようになる。〈2〉ヘッドの重さが分からないまま振ると上半身だけ力が入ってしまうため、タイミングを取る下半身に意識がいきやすくなるという。

 176センチ、76キロとプロでは小柄な山本の特徴はフルスイングだ。現在は強いスイングを意識し、フォーム固めに汗を流す。2つのバットの“5センチの差”が生む成長に期待したい。

 ◆橋本到「4年ものグラブ」

 プロ9年目の橋本到の堅実な守備を支えるのが「使い始めて4年目」となるミズノ社製のグラブだ。汚れて少し黒くなったところが“年季”を感じさせる。その相棒に対し「いろいろなグラブを試してはいるんですけど、これ以上の物が出てこないですね。ひもだけ交換してここまで使ってきた」と溺愛している。

 それだけにこだわりも強い。「普通のグラブより土手(左手首付近の)をしっかり作ってもらってます。ポケットの部分がしっかりしていないと、ポロリ(捕球ミス)につながるので」とメーカー側に要望。快足を生かした外野の守備ではフェンス際の打球にも追いつき、ギリギリのところで捕球する見せ場をこれまで何度も作ってきた。

 阪神や日本ハムなどで活躍した新庄剛氏はメジャー時代も含め17年間、同じグラブを使い続けたという逸話が残っているが、橋本到も「次のグラブ? これ以上の物が現れたら考えますよ」と笑顔。ファインプレーの際には手元にも注目してほしい。

最終更新:6/13(火) 22:26
スポーツ報知

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