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【巨人】FA加入の山口俊、14日に初先発!「結果を出すしかない。それだけです」

6/13(火) 6:04配信

スポーツ報知

 巨人が、13日からのソフトバンク3連戦(東京D)で逆襲に転じる。14日の2戦目で移籍後初登板初先発する巨人・山口俊投手(29)は12日、本拠地での白星デビューに照準を定めた。DeNAからFA移籍した今季は右肩違和感で出遅れたが、交流戦最下位に沈むチームの救世主として期待される。

【写真】練習後、ファンのためペンを走らせサインする菅野

 快晴のG球場に力強い捕球音が響いた。山口俊は1軍先発投手練習でブルペン入り。捕手が立った状態で伸びのある球を15球投げ、デビュー戦となる14日のソフトバンク戦に備えた。9日から1軍扱いとなり、G球場で調整。先発陣がそろったこの日、気持ちの高ぶりを実感した。

 「今日、1軍の投手と一緒に練習して少しずつ出てきました。やっぱり勝ちたいですね。結果を出すしかない。それだけです」

スタミナ不安なし 1軍は危機的状況だ。5月下旬から球団ワーストの13連敗。その間、先発投手は防御率6・68と苦戦した。9日の日本ハム戦(札幌D)で連敗を止めたが、また2連敗。池田、宮国はこの日2軍に降格し、菅野、マイコラス、田口に次ぐ先発が安定しない。右肩違和感から復活の山口俊は「最後のとりで」のような存在だ。

 「一人一人集中して結果的に(9回)27個のアウトを取ることができればいいですが初回から目の前の打者に全力でいきます。10安打打たれようと0点ならそれでいい」

 チーム総得点12球団最少の攻撃陣は現在、5試合連続2得点以下。救援陣もマシソンと、再昇格するカミネロ以外は未知数で、先発が長い回を投げることが勝利への必須条件だ。山口俊は3か月のリハビリを乗り越え、2軍戦3試合で防御率0・64。球数が100球を超えても140キロ台後半を計測し、スタミナ面の不安も一掃した。

 「ファームではもう一回自分を見つめ直すことができた。でも、これがプラスだったかは結果で示すしかない。結果が出なければプラスも何もないですから」

 昨年は菅野に並ぶリーグ最多タイの5完投。先発投手に大切なことは「貯金をつくること」が持論。残り84試合。一つでも多く貯金をつくることしか頭にない。

 「これから離脱は許されない。少しでも(遅れを)取り返せるようチームに貢献したい。本拠地で投げる機会をもらった。投げミスだけ注意して頑張ります」

 大きな期待に応える白星デビューが、巨人の背番号「42」、山口俊の名刺代わりになる。(片岡 優帆)

 ◆G山口俊の経過
 ▼16年12月5日 森福と入団会見。契約は3年以上の総額7億円
 ▼17年2月1日 右肩違和感でキャンプ3軍
 ▼同19日 キャンプ初ブルペン
 ▼4月28日 移籍後初のフリー打撃登板
 ▼5月11日 移籍後初のシート打撃登板
 ▼同18日 2軍戦で昨年9月以来の実戦登板。2回無失点
 ▼同27日 2軍楽天戦で5回1安打無失点。移籍後最速の150キロ
 ▼6月6日 2軍西武戦で今季最多、最長の7回114球で1失点


 ◆巨人にFAで加入した投手の初登板初先発勝利
 ▽工藤公康 ダイエーから加入した00年、4月4日の中日戦(ナゴヤD)で7回4安打1失点。無四球に長嶋監督は「これぞピッチング」と絶賛。
 ▽杉内俊哉 ソフトバンクから加入した12年、4月1日のヤクルト戦(東京D)で7回途中2失点。「試合前に名前がコールされた時は興奮しました」
 ▽大竹寛 加入した14年、3月30日の阪神戦(東京D)で7回途中2失点。打っても自身初の3安打。「この1勝は忘れられないです」

最終更新:6/13(火) 8:53
スポーツ報知

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