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ぬきてるみがWBC女子世界バンタム級で世界初挑戦 「今年しかないチャンス」/BOX

6/12(月) 19:15配信

サンケイスポーツ

 ボクシングの井岡弘樹ジムは12日、大阪市内のジムで会見を開き、女子東洋太平洋スーパーフライ級王者・ぬきてるみ(28)が、7月8日にメキシコでWBC女子世界バンタム級王者マリアナ・フアレス(37)=メキシコ=に挑戦すると発表した。ぬきは「今年しかないチャンス」と世界初挑戦に向けて意気込んだ。

 5月上旬に届いた驚きのオファーを受け入れた。1カ月を切った初の世界戦に向け、ぬきは静かに闘志を燃やした。

 「(世界戦は)自分の中では早いと思ったが、オファーはありがたい。今年しかないチャンスと思う」

 フアレスは58戦45勝(17KO)9敗4分けの実績を誇るメキシコのスーパースターだが、1階級上のバンタム級で試合が組まれた。「スーパーフライ級より調整できる自信がある」と前向きにとらえた。対策としては若さ、スピードを生かし、ボディーブローに重点を置き練習を積んでいる。井岡弘樹会長(48)は「相手は強豪。100%勝てるように仕上げてほしい」と期待を寄せた。

 ぬきにとっては今回が初の海外。挑戦が決まってから人生で初めてパスポートを取得した。

 「(相手は)自分の上の上をいくテクニシャン。正直こわいが、やってみたい相手からのオファーなので、通用するようにがんばりたい」

 舞い降りた千載一遇のチャンスをモノにして、一気にスターにのしあがる。

 ◆ぬき てるみ 1988(昭和63)年9月25日生まれ、28歳。大阪市出身。2011年からボクシングを始め、2013年に本名の「貫輝美」としてリングデビュー。15年4月3日の東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦から、読みづらさを解消するためリングネームを「ぬきてるみ」に変更。今年4月22日に同王座決定戦で勝利し第6代王者になった。井岡弘樹ジム所属。通算成績10戦9勝(6KO)1敗。右ファイター。1メートル60。