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棚橋が内藤を破り約3年ぶりIC王座返り咲き=新日本

6/12(月) 0:00配信

スポーツナビ

 11日の新日本プロレス「DOMINION6.19 in OSAKA-JO HALL」大阪・大阪城ホール大会では、豪華7大タイトルマッチが開催され、超満員札止めとなる1万1756人を動員した。
セミファイナルのIWGPインターコンチネンタル選手権では、棚橋弘至が王者・内藤哲也を破り、約3年2カ月ぶりに同王座への返り咲きを果たした。

 内藤は昨年9月に同王座を戴冠するも、一度もベルトを腰に巻くことなく、それどころか、床やマットに投げ捨てたり、サッカーボールのように足蹴にしたり、あまつさえ、鉄柱を使った破壊工作に出たりと、やりたい放題。この状況に、今年の1.4東京ドームで内藤に完敗を喫したかつてのエースが再び名乗りを上げた。

 棚橋は先月の海外遠征中に右上腕二頭筋腱遠位断裂の重傷を負い、2日前の後楽園ホール大会で復帰したばかり。この日も右腕にサポーターを巻いた状態ながら、ベルトを粗末にする王者から「ベルトを救う」という使命に燃える棚橋は、なんと自身もガウンを着たまま、スーツ姿の内藤に花道で奇襲攻撃。観客も内藤へのブーイングで怒れるエースを後押しする。

 内藤はエルボードロップ、アームロック、腕へのミサイルキックなど、徹底した腕攻めを繰り出すが、「腕一本くれてやる」という悲壮な覚悟を固めた棚橋は動じず。馬乗りになってナックルを連発したり、ツバを吐きかけたりという荒々しいファイトを見せると、場外への捨て身のハイフライアタックも敢行。
 20分過ぎには、スリングブレイド2連発の後、コーナーに上がると、両手をクロスさせてヴァイブする中邑真輔のムーブからのハイフライフローを炸裂。かつてのIC王座の象徴的存在であり、現在は米国WWEで活躍する盟友へ無言のメッセージを贈ると、テキサスクローバーホールドで絞め上げ、ついに内藤をタップさせた。

 腰にベルトを巻いた棚橋は、「久しぶりなんで、言わせてください。会場の皆さん、愛してまーす!」と絶叫。王座戴冠を祝福する観客の声援に応えながら花道を引き揚げた。

最終更新:6/12(月) 0:17
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