ここから本文です

【速報】今年の「WIT Japan 2017」、業界リーダーらが語った成長への変革、小池都知事のメッセージからANAの新チャレンジまで

6/12(月) 12:03配信

トラベルボイス

オンライン旅行業界の国際会議「WIT Japan 2017」のメインカンファレンスが、2017年6月9日に開催された。今年で6回目となるWIT Japan。今年も国内外で勢力を広げるオンライン旅行会社(OTA)やメタサーチから、航空、ホテルなどのサプライヤーやディストリビューター、参入が続くタビナカ、決済、民泊などの新サービスまで、オンライン旅行業界を動かすプレイヤーが登壇し、最新情報や業界リーダーの知見が披露された。毎年恒例のカンファレンスとして定着した感があるが、今年も未来に向けた転機を思わせる発言が随所に光っていた。各種詳細は後日レポートするが、まずはおおまかな流れや注目のポイントを速報する。

【写真】プレゼンテーションの様子

開幕のあいさつには、東京都の小池百合子知事がビデオメッセージで登場。小池氏は東京を、江戸時代の歴史文化から最先端テクノロジーが融合する「オールドミーツニュー」を体現する首都・メガシティと表現し、あらゆる世代が楽しめる宝物が詰まった都市としてアピール。「未来の宝物を見出していただきたい」と、観光ビジネスへの期待を語った。

また、「どこでも自由に行けて安心できる、イノベーションを活用した東京の楽しみ方を創っていきたい」とも述べ、観光の利便性向上に向けたテクノロジー活用に、積極的な姿勢を見せた。

今年のWIT Japanのテーマは「reimagine(再想像)」。本会議では国内外の業界リーダーが登壇し、加速度的に変化する旅行市場に対する認識や取り組みを語り合った。

例えば、LCCピーチ・アビエーションCEOの井上慎一氏。フルサービスキャリア(伝統的航空会社)の全日空(ANA)から、国内初のLCCへと変革するための当時の戦略は、「ANAの逆を行く戦略」だったと、当時の再想像を振り返った。

「かわいい」をブランドコンセプトとし、ターゲットを若い女性に設定。「全く違う旅をしている若い世代がピーチに乗ると、また新しい旅が生まれる」と話し、旅行スタイルの変化の推進役を同社が担っている自負を語った。

また、イノベーションを起こす要素として、採用を重視していることも説明。多様な経歴と国籍を集めるダイバーシティの導入が日本企業の慣例を崩し、成功につながったことも説明した。

若い消費者が変革を主導する点については、フォーカスライトのMaggie  Rauch氏も指摘。各種データとともに、モバイルを使いこなす若者の旅行予約の半数以上がモバイルに移行している点や、全宿泊予約の2割に迫る民泊では若い世代が牽引していることをあげ、彼らが消費の中心になる時代が迫っていることも提起した。

1/3ページ

最終更新:6/12(月) 12:03
トラベルボイス