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【インタビュー】秦 基博が、全シングル26曲を網羅した初のアルバムをリリース! デビュー前から彼を支え続けてきた、ライブハウス店長の「言葉」とは?

6/12(月) 13:04配信

トレンドニュース(GYAO)

デビュー10周年を記念して、秦 基博初のオールタイム・ベスト・アルバム『All Time Best ハタモトヒロ』が6月14日にリリースされる。デビュー・シングル「シンクロ」や初期の名曲「鱗(うろこ)」「アイ」をはじめ、彼の名を一気にお茶の間にまで広めた映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」、さらには最新曲「70億のピース」まで、彼の全シングル・ミニアルバム・EPの表題曲全26曲を2枚組CDに収録。また、その中からえりすぐりの代表曲15曲を詰め込んだ「はじめまして盤」も同時にリリースされるという。すべての人たちが満足できる内容であることは必至だ。

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今回GYAO!では、「はじめまして盤」をセットリストに見立てて各曲のライヴ映像を配信する。さまざまな映像とともに、過去の作品や自分と向き合った秦は、一体どのような感想を持つのだろうか。ドラマ『恋がヘタでも生きてます』の主題歌となった最新シングル「Girl」の制作エピソードとともに訊いた。

■トライアンドエラーを繰り返しながら形にしていくのはすごく楽しかった

――2006年11月にシングル「シンクロ」でデビューした時の心境は?

秦: ようやくミュージシャンとしてのスタートラインに立てたような感覚でした。デビューできてうれしいということ以上に、「ここからが始まりだな」と。これからさらに、自分なりの表現を研ぎ澄ませていくにはどうしたらいいかを考えていましたね。デビューして間もないにもかかわらず、全国のラジオでプッシュしていただきましたが、最初は自分の曲が街中でたくさん流れるっていうことに、実感がなかったんです。そこから全国のラジオ局を回らせてもらって、自分が訪れたこともなかった場所でも、こんな風に流れているんだとか、これだけたくさんの人たちが関わることでやっと曲が流れるのだなとか、そういうことを実感できるようになっていきましたね。

――デビュー以降の活動は、順風満帆だったのでしょうか。

秦: いや、そんなことはないですね。ファーストアルバムは、それまでの自分の音楽性を結実させたものでしたが、それ以降は自分の活動、仕事のサイクルみたいなものが、初めて経験することばかりだったので、その中でどうやってペースをつかんで曲を書いていけばいいのか、最初は戸惑いました。それと、自分自身の音楽性をより深めたり、広げたりするためには何が必要なのか? という模索はずっとしていたと思います。セカンドアルバムは、そういう意味ではいろいろもがいていましたね。

――例えばどんな風にもがいていたのですか?

秦: ファーストは複数のサウンドプロデューサーの方々と作ったのですが、セカンドでは一人の方とじっくり作っていこうとか。自分の表現を突き詰めることに時間を費やして、それをまたサードに反映させていくという感じでした。

――「もがいていた」とおっしゃいましたが、実は楽しかったのでは?

秦: ええ、楽しかったですね(笑)。アルバム13曲を狙って作るのではなく、1曲ずつ自分の中から吐き出し、トライアンドエラーを繰り返しながら形にしていくのはすごく楽しかったし、いまだにやり方としてはそれを踏襲しています。とにかく、内にあるものを吐き出して、そこに自分のモードを見いだし、新たな曲を書き足していくという。そうやって1枚のアルバムを作り上げていくようになったのは、セカンドからなんですよね。

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