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超人気スポーツゲームの「呪い」には仮想とリアルを繋ぐヒントがある

6/12(月) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカンフットボールゲームの「マッデンNFL」(以下、マッデン)。このゲームの表紙には発売前年にもっとも活躍した選手が選ばれることになっており、ゲーマーだけではなく、NFLファンの多くも注目する。

【画像】唯一の公認ゲームソフト、マッデンNFLの表紙を飾ると成績が落ちる?

「マッデンの呪い」が始まったきっかけ

表紙を飾るということはリーグの顔を意味する。選ばれた選手は名誉なはず。だがマッデンの場合は必ずしもそうとは限らない。

90年代後半からマッデンの表紙を飾った選手はケガや法的理由、もしくはその他の原因で出場機会が大きく減少してきている歴史がある。そのため周囲からは「マッデンの呪い」とまで言われるようになった。

発売当初はゲームの題名ともなっているジョン・マッデン氏が全面に映し出され、選手の画像は背景としてのみ写っていた。だが1999年版(実際は98年に発売)から選手1人を表紙にした種類も、世界各地で販売されるようになった。

記念すべき第1回目の表紙を飾ったのは、サンフランシスコ49ersのガリソン・ハーストだった。プロとしては最高のシーズンを送った直後に表紙を飾ることとなったが、翌年のディビジョナルプレイオフ初戦、最初のキャリーで足首を骨折する重傷に見舞われ、続く2シーズンをリハビリに費やすこととなってしまう。スポーツにケガは付き物だが、ハーストのケガがマッデンの呪いが囁かれるきっかけともなった。

トム・ブレイディーは呪いに勝てるか

2018年版マッデンの表紙に選出されたのはニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディーだ。40歳を迎える今シーズン、年齢と共にパフォーマンスが落ちるのは多少予測できるが、近年のブレイディーは年齢の衰えを感じさせないほどのプレーを続けてきている。

ニューヨーク・デイリーニュースでは「トム・ブレイディーとニューイングランド・ペイトリオッツのスーパーボウル進出を阻止できるのは、マッデンの呪いだけかもしれない」という記事が出るぐらい圧倒的な強さを周囲も認める。ブレイディー本人もこの呪いについては認識しているが、「呪いを信じるタチではない。いつもと同じようにこのチャレンジに立ち向かうつもりだ。相手に勝ち目はないだろう」と話している。

さらに自身のフェイスブック公式アカウントではユーモア溢れるビデオを作成し、ファンを楽しませた。縁起が悪いといわれる行為を次々に披露。鏡をハンマーで割り、はしごの間を掻い潜るなどタブーとされていることに続けて挑戦し、「ほら、呪いなんてないだろう。問題ないよ」と笑顔を見せた。

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最終更新:6/12(月) 12:10
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