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中札内産枝豆、ビアホールの人気不動 サッポロライオンで10年 欧米客の注文も増

6/12(月) 14:32配信

十勝毎日新聞 電子版

 ビアホールなど全国で約170店舗を展開するサッポロライオン(東京)の一部店舗で、中札内村産の枝豆を使い始めて10年になる。時代とともにめまぐるしく変わるおつまみメニューにあって、「とりあえず」の枝豆は常に人気上位。中札内産が健闘している。

 サッポロライオンの歴史は古く、都内銀座7の銀座ライオンは日本最古のビアホールが起源で118年の歴史を持つ。枝豆本来の甘味や収穫後、瞬間冷凍する鮮度の良さから、JA中札内村(山本勝博組合長)の「そのままえだ豆」を評価し、2007年から、札幌や関東などの一部店舗で切り替えた。

 09年からは首都圏店舗を中心に大部分で中札内産を使用していた。出店エリア拡大や出・閉店のペースが激しく、一括した原料確保が困難に。昨年10月のメニュー変更で店ごとの使用産地を分散化した。現在は札幌、新千歳空港内など道内5店と都内と名古屋の6店で中札内産を使う。

 中札内産を使い続ける「銀座ライオン 安具楽 新宿センタービル店」(新宿区西新宿)は1ヶ月約100皿の注文があり「不動の1、2番人気メニュー」(三山高央支配人)。ビジネス客の利用が多く、最初にビールとセットで頼む人が圧倒的という。急増するインバウンド(訪日外国人旅行者)からも、欧米客を中心に注文が増えている。

 年間売り上げの2割を占める最大の繁忙期の7、8月を前に、サッポロライオン経営戦略部は「中札内産は解凍するだけで彩りも良く重宝している。ビールの売り上げ向上に一役買ってほしい」としている。(原山知寿子)

十勝毎日新聞

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