ここから本文です

読書の楽しさ知って 学校司書巡回スタート/三沢

6/12(月) 12:40配信

デーリー東北新聞社

 青森県三沢市教委が市内各小学校に学校司書を派遣、巡回させる事業が本年度からスタートした。市立図書館指定管理者の株式会社図書館流通センター(TRC)が人員1人を採用。各校を巡回している大久保香織さん(28)=十和田市東十三番町=は子どもと触れ合いながら、読書の楽しさを伝えようと奮闘している。

 市で初の試み。TRCは全国の公共、学校図書館などで指定管理等の事業を展開しており、市教委は全国規模のネットワークを生かした運営にも期待を寄せる。

 対象は市内7校のうち、岡三沢、木崎野、上久保、おおぞらの4校。5月から本格的に活動している大久保さんは書架の整理をはじめ、貸し出し等の助言や検索、本に関する相談受け付けといった業務に従事している。このほど巡回した岡三沢小で取材に対し「私も本が好きなので、子どもたちに読書の興味を持ってもらえれば」と抱負を語った。

 昼休みに貸し出しの作業を行う図書委員の相馬怜央さん(10)=5年=と長野太一さん(10)=同=は「本を整理してくれたり、間違っているところを見てくれたりして、とても助かっている」と感想。蝦名隆至校長も「子どもが安心して本を読んだり借りたりすることができる」と歓迎している。

 改正学校図書法では、15年度から学校司書の配置が努力義務とされている。市教委は運用の状況を見ながら、18年度以降の増員や中学校への対象拡大などについて検討する。

デーリー東北新聞社