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連勝のドヴィツィオーゾ「不思議な勝ち方のレースだった」/カタルニアGP

6/12(月) 6:30配信

motorsport.com 日本版

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、カタルニアGPで優勝したものの、そのレース結果にはバイクの競争力は反映されておらず、“不思議な“勝利だったと話した。

【ギャラリー】第7戦:カタルニアGP(随時更新)

 今週末のカタルニアGPで2連勝を飾ったドヴィツィオーゾは、母国レースであった前回のイタリアGPでも優勝を遂げており、2010年以来ドゥカティで初めて連勝を記録したライダーとなった。

 ドヴィツィオーゾは、レースの前半はダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)の後方2番手を走行していた。また残り10周は、温度が上がり極端に磨耗したタイヤで走りきらなければならなかったと言う。

 2位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に3.5秒差をつけて優勝したドヴィツィオーゾは、前回のムジェロでの優勝とは違い、“不思議な“勝利だったと話した。スピードのアドバンテージはなく、25周のレースの為にペースをマネージメントしていたという。

 彼は、ドゥカティがシーズンを通してターンインと中速コーナーでのスピードに悩まされており、まだ現在も苦労していることを指摘した。

「今は不満を言いたくないけど、まだ僕たちは同じことを改善していかなければならない」とドヴィツィオーゾは話した。

「ムジェロは僕たちに合っていた。昨年も今年もそうだった。今年は僕たちが(ムジェロで)最速だった。でも今日は不思議なレースで、スピードに関してはそうではなかった」

「タイヤのグリップがなかったので、誰もプッシュできなかった。僕のエンジンには以前よりも競争力があったので、僕はストレートでアドバンテージを持っていた。現実味がないけど、そうだったと信じている」

「いくつかのエリアでは変えていかなければいけないことがある。コーナリングは4レース前と限界点が同じだった。ネガティブなことは話したくないけど、僕は現実的だ」

 今回の優勝により、ドヴィツィオーゾはチャンピオンシップでランキング2位に浮上し、トップのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)まであと7ポイントのところに迫った。そのビニャーレスは、カタルニアGPでは10位だった。

 しかしドヴィツィオーゾは、ポイント差にこだわるのではなく、チームには今も抱えているバイクの弱点を解決することに集中すべきだと主張した。

「もし僕たちがチャンピオンシップを争うなら、シーズンが始まる前にも話したように、競争力を持つためにも弱いところを改善していかなければいけない」

「いくつかのレースでは、今年は(トップから)25秒も離されたこともあった。これではチャンピオンシップを戦えない。なぜなら、ライバルたちはとても強いからだ。バイクもライダーもそうだ」

「僕はこれに関しては現実的だし、それほど興奮していない。僕たちにはまだ何か劣っているものがある。チャンピオンシップや、トップとの7ポイント差を考えるのではなく、僕たちはその改善に集中しなければいけない」

Jamie Klein