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「医師参画・監修」サイトでも信頼できない例も 批判受け非公開の動き

6/12(月) 19:25配信

BuzzFeed Japan

医師による「参画」「監修」を謳う医療情報サイトに、「信頼性が低い」という指摘が相次いでいる。6月10日には、美容整形情報サイト『ニコリー』が全記事を非公開にした。また、『ヘルスケア大学』を運営するリッチメディアは6月12日付で、複数医師による監修を導入することを発表した。医師「参画」「監修」は機能しているのか。【BuzzFeed Japan / 朽木誠一郎】

ヘルスケア情報サイト『ヘルスケア大学』を運営するリッチメディアが、複数医師による監修を導入することを、6月12日付で発表した。

医療キュレーションサイトについては、『WELQ』問題で情報の信頼性が疑われた後も、検索エンジン対策(SEO)により多数の記事を検索上位に送り込み、ユーザーを獲得するサイトが相次いでいた。これらのサイトは、医師による「参画」「監修」を大々的に表明し、信頼性を高める手法を取っていた。

株式会社リッチメディアが運営するヘルスケア大学もそのひとつだ。一方で、掲載する健康・医療情報に誤りがあることが、複数の医師から指摘されていた。

また、5月29日時点では5155人の医師の「参画」を謳っていたが、実際には自分の名前が掲載されていることすら知らない医師が多数いることが、BuzzFeed Newsの取材で判明している。

リッチメディアが参画医登録の見直しを行った結果、6月12日17時現在で1242人まで参画医師数の表示が減少している。この中には名前が掲載されているだけで、監修はしていない医師もいる。

さらに、BuzzFeed Newsの調査によれば、この「医師」の中には少なくとも350人以上の「歯科医」が含まれていた。医師と歯科医師は法律上も別の資格だ。

なぜ、実態のない「参画医師」が多数登録しているかのように見せるのか。BuzzFeed Newsはリッチメディアの元従業員を取材し、以下の証言を得た。

「検索にヒットするキーワードを“全部”取ろうとか、“とにかく数が大きければ大きいほどいい”とか、非常にシンプルな思想で組織が動いている」

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最終更新:6/12(月) 19:25
BuzzFeed Japan