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1周目の事故の責任を問われ、サインツJr.次戦3グリッド降格。グロージャン「危険な動きだった」/F1カナダGP

6/12(月) 12:10配信

motorsport.com 日本版

 カナダGPのスタート直後、ターン2の出口でカルロス・サインツJr.(トロロッソ)はロマン・グロージャン(ハース)と接触。これによりサインツJr.はマシンのコントロールを失い、ターン3まで芝生の上を滑るように進んでしまい、フェリペ・マッサのウイリアムズに激突。2台は大破して、セーフティカー出動の原因となった。

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 サインツJr.はグロージャンの存在を全く認識していなかったように見え、ハースのマシンに幅寄せしているように見える。結果として、両車のホイール同士が接触し、前述の事故の引き金となった。

 サインツJr.とグロージャンは、レース後にスチュワードに召喚され、サインツJr.には「その動きは不注意で、危険をもたらす可能性があった」として、次戦3グリッド降格のペナルティが科せられることになった。

「言うべきことはあまりない。僕は内側にいて、カルロスは外側にいた。その後、彼は右に2回寄ってきたんだ」

 グロージャンはそうmotorsport.comに対して語った。

「最初に、僕は芝生に出てしまった。しかしコースに戻ることができたため、僕らは再びぶつかることになった」

「とても危険な状況だった。幸いにも、ターン3ではそれほどの大事には至らなかった。もっとひどいことになった可能性もあったんだ」

 サインツJr.は、グロージャンが死角にいたと主張し、ハースのマシンがそこにいたことを知らなかったと語る。

「僕はまともなスタートを決め、ターン2ではフェルナンド(アロンソ)の外を回ったんだ」

 そうサインツJr.は説明した。

「そして僕は、ターン3への進路を見つけようとしていただけだ」

「ハースのマシンは、僕のミラーの死角にいた。僕らは接触してしまい、僕はただフェリペにぶつかるまで成す術がなかった。彼はおそらく、今日最も不幸な男だったと思う」

「ターン2の出口で僕はミラーをチェックして、ルノーとその他2~3台のマシンを確認した。しかしフェルナンドを攻めていた時、突然ロマンがそこにいたんだ」

 サインツJr.は、今回の事故を回避する術はなかったと主張する。

「とても残念な事故だった。振り返ってみると、あの時の僕は、他のことをすることなどできなかった。ミラーをチェックした時、右側にロマンを見ることはできなかったんだからね」

 そうサインツJr.は主張している。

 そのサインツJr.はターン3でリタイアしたものの、グロージャンはこのクラッシュの直後にピットインしてスーパーソフトタイヤを装着、そのままレースを走りきって10位入賞を果たした。

「1セットのタイヤで68周を走ったが、スーパーソフトとしては実に奇妙なことだった」

 そうグロージャンは語った。

「僕はやってのけたんだ。最初は懐疑的だった。でも、最終的には問題なかった」

Pablo Elizalde, Lawrence Barretto