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執拗に順位を死守したペレスに怒りのオコン「あの男はフェアじゃない」

6/12(月) 14:00配信

motorsport.com 日本版

 カナダGPでフォースインディアのふたりは、表彰台を奪うべくレッドブルのダニエル・リカルドの背後につけていたが、最終的にチームメイト同士の争いによってチャンスを失った。その挙句、ラスト2周でフェラーリのセバスチャン・ベッテルにも先行を許してしまい、5位-6位フィニッシュとなった。

写真:フォースインディアのふたりとベッテル。ベッテルはラスト数周でふたりを攻略し、4位入賞した

 レースの間、幾度もセルジオ・ペレスのエンジニアはペレスに対し、より新しいタイヤを履くチームメイトのエステバン・オコンにポジションを明け渡すことを提案していた。しかしその提案をペレスは拒否し続け、断固として自身のポジションを死守した。

 その結果、ペレスはリカルドに対してDRSを使うことができる”1秒以内”の距離から離れてしまい、さらに2ストップ作戦で新しいウルトラソフトタイヤを履いたベッテルが、チームメイト同士で攻防戦を繰り広げるふたりに接近した。

 皮肉にもペレスはオコンからのアタックを退け続けたが故に、ベッテルがオコンをオーバーテイクするのを手助けすることになった。その2周後、ペレスもベッテルに交わされた。

 最終ラップでも、ペレスは執拗に自分のポジションを守り続け、約0.5秒差でふたりはチェッカーフラッグを受けた。

 チェッカー後のオコンは、チーム無線で次のように怒りをぶつけた。

「彼のあんな行為は許されないだろう。彼は最後まで僕をブロックし続けた。なんなんだ? こんなの許されないよ。こんなのフェアなレースじゃない」

「(ペレスは)フェアな男じゃない。全くフェアじゃないよ」

Charles Bradley