ここから本文です

実況アナが語る日ハムの魅力 大谷は「ボンズ」、大田の打球は「紙飛行機」

6/12(月) 19:36配信

Full-Count

アメフト日本代表から商社マン経て実況アナへ、異色経歴の近藤祐司氏

 スポーツ専門チャンネル「GAORA」のスポーツアンカーを務める近藤祐司さん(43)の思いに迫るインタビュー続編。本塁打を放った時に発する「イッツゴーン(It's gone)!」など英語を多用した独自の実況スタイルを生み出した近藤さんは、元々アメリカンフットボールの有名選手だった。商社マンを経て、アメフト解説者からスポーツ専門のアンカーマンに転身した異色の経歴の持ち主だ。

【動画】大田泰示、右翼への一発で近藤アンカーは…「イッツゴーン!」意外でも魅力全開の本塁打動画

 立命館大時代は、ディフェンシブバックとして活躍。94年には甲子園ボウルで大学日本一に輝き、最優秀守備賞を受賞。日本代表にも選ばれた。

「大学を出て96年に1度商社マンになったんですが、イメージしていた世界と全然違って8か月くらいで辞めたんです。それで平日は母校のコーチとして後輩を教えながら、週末はアサヒ飲料チャレンジャーズでプレーをして、その後、NFLヨーロッパに挑戦しました。でも、向こうでケガをして、自分の現実を思い知らされて、スポーツを伝える側を目指そうと思ったわけです。

 普通の方法としては局アナでしょうね。ただ、当時、FMDJでヒロ寺平さんという方が関西学生アメフトのハイライト番組をやっていて、このスポットが欲しいと思いました(笑)。まずはアナウンススクールに通いました。それがスポーツの話をしたり、アメフトに関わる道なのかなと思って」

 アナウンススクール時代に転機が訪れた。97年に「GAORA」のアメフト中継の解説者として、この世界に入った。さらにTBSのアナウンサーだった石川顯氏との出会いによって、解説者から実況者へと立場が変わっていった。

生放送は年間180試合ほど、「まだまだ修行中」

「アメフトの解説をしていた時にTBSの石川さんが実況する試合でご一緒したんです。その時に石川さんから『近藤くん、君、絶対実況できるからやった方がいいよ』と言われて。それまで自分がアナウンサーになるという発想はなかったんですが、NFLの実況をさせてもらえるようになりました。

 NFLは絶対に知っていないとしゃべれないと思うんですよ。自分が解説の時に『こういうことを聞いてくれたらこう答えられるのに』と思うことがありました。反対の立場になった時には、それを意識してしゃべりました。

 その後、担当プロデューサーがメジャーリーグに異動になり、野球の実況も始めました。メジャーリーグは昔から見ていたし、サンディエゴに住んでいたからパドレスの試合はよく行っていました。トニー・グウィンとか見に行っていたので。元々、野球とアメフトを子供の頃からやっていて、日本に帰ってきた時には地域の少年チームで野球やっていましたから。守っていたのはサードとかショート。父親も巨人ファンでずっとテレビは普通に見ていましたしね。

 NFLは週1回しか試合ありませんが、野球は毎日やっているでしょ。だからNFLより4倍、5倍やるようになって、どんどんメジャーリーグをやるようになりました。

 アメフトもしゃべるし、バスケもしゃべるし、年間180試合くらい生放送します。だから、反省点もあるんです。外国人の名前のファーストネームがごっちゃになったりするので、そこはまだまだ修行中です。

 まさか自分が人前で日本語を話す仕事をするとは思わなかったですね。グアムの小学校にいたときは、日本に帰ったら日本語がメチャクチャになるんじゃないかと親が心配していました。実際、中学に入ったら日本語が変だと先輩にはよく言われましたよ。だから、これはもう運命のいたずらですよね」

1/3ページ

最終更新:6/12(月) 19:36
Full-Count