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声掛け、当たり前に 盲導犬ユーザーへ気軽にお手伝い バッジ、パンフ作成

6/12(月) 15:49配信

カナロコ by 神奈川新聞

 お手伝いしましょうか-。目や体の不自由な人や盲導犬育成を支援する一般社団法人「盲導犬総合支援センター」(横浜市都筑区)が盲導犬ユーザーへの声掛けを広める活動に取り組んでいる。バッジ製作に続き、手伝いの方法を記したミニパンフレットを作成した。 

 同法人は昨夏、都内の地下鉄駅で盲導犬を連れた男性が電車にはねられ死亡した事故を受け、支援を検討。今年1月、視覚障害者が安心、安全に歩けるように、「声掛けすることが当たり前になる社会を目指そう」と「盲導犬応援プロジェクト」を開始した。

 5月に作った「声かけパンフ」は、表紙に「はじめのことば お手伝いしましょうか?」と記した。A4判を四つ折りにしたA6判で持ち歩きやすい。担当者は「具体的な場面をイメージしやすいように、声を掛ける場所や手順を記し、イラストを多くした」と話す。

 「ユーザーの前に立ち声を掛け、その後に軽く肩などをたたくと、気付きやすい」といったアドバイスを掲載。手伝いを断られた場合の心持ちや無理をしないことなどの心得も記す。

 プロジェクトの第1弾として作った缶バッジは、妊婦が付けるマタニティーマークを参考にした。同法人公式キャラクターのイラストに「『お手伝いしましょうか』の声かけをお願いします」の言葉を添えた。

 バッジ製作などの活動資金の協力を一口千円で募り、8日現在で1440口が集まった。パンフは同法人ホームページから無料でダウンロードできる。「より多くの人に盲導犬ユーザーへの声掛けの大切さと、手伝いの方法を知ってほしい」と願っている。

 問い合わせは、同センター電話045(949)0323。