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移住者36人が交流 定住センターで薫製器作り

6/12(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県古座川町直見の県ふるさと定住センターは11日、同センターで初めて、田舎暮らしを一層楽しんでもらうためのワークショップ「ふるさと体験教室」を開いた。県内への移住者20組36人が簡易薫製器の作り方を地元の大工から教わり、交流した。

 同センターはNPO「ふるさと回帰支援センター」(東京都)が運営し、和歌山県での暮らしに興味を持っている人のために、移住に関する相談や情報提供、体験研修をしている。既に移住した人を対象に、地域の文化や暮らしに触れながら他の移住者や地元の人との交流を深める機会づくりもしている。

 この日の講師は、那智勝浦町から移住してきて30年以上になる大工、松下恭三さん(60)=古座川町明神。参加者は夫婦や家族ごとに一つずつ、杉材のふたに、ボルトやナットを使って焼き網を固定し、ペール缶に入れて薫製器を組み立てた。松下さんに質問したり、参加者同士で教え合ったりして完成させた。

 松下さんやセンター職員は、チーズやソーセージ、古座川町月野瀬の町鳥獣食肉処理加工施設から提供されたシカ肉などを網に載せ、ペール缶の底に入れたサクラのチップをカセットコンロの火で20分間ほどあぶった。参加者は出来上がった薫製の香りや色合いを楽しみ、味わった。

最終更新:6/12(月) 17:01
紀伊民報