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伝統校・市立浦和戦勝利で自信つけた立教新座。「誰が出ても遜色ない」チームが埼玉2回戦も突破!

6/12(月) 21:04配信

ゲキサカ

[6.11全国高校総体埼玉県予選決勝2回戦 富士見高 0-4 立教新座高 浦和南高G]

 11日、平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技埼玉県予選2回戦が行われ、富士見高対立教新座高戦は4-0で立教新座が快勝した。立教新座は17日の3回戦(ベスト16)で浦和西高と対戦する。

 1回戦で全国優勝歴を持つ市立浦和高を1-0で撃破。武南高DFとして02年度の全国高校選手権に出場している前田和伸監督は「市立浦和に最後の最後まで耐えられたことは自信になっている」と語り、10番MF橋本拓磨(3年)も「リーグ戦(3分3敗)ではいつも最後点取られて負けてしまっていた。昨日の市立浦和戦では最後の最後まで守って勝ちきれたのは課題を少しクリアできたのかなと思います」と口にしていたが、登録26人をはじめ、全員で戦う立教新座が2回戦も突破した。
 
「誰が出ても遜色ない」(前田監督)という立教新座は市立浦和に勝利したメンバーから先発3人をチェンジ。飛び抜けた選手がいない一方で出場した選手がピッチで期待に応えているという立教新座は、チャンスを得た選手たちの活躍で白星を勝ち取った。

 守り勝った市立浦和戦からこの日はボールを支配する展開に。県2部リーグBの試合を含めて主導権を握る展開にあまり慣れていない選手たちは、芝の長い人工芝ピッチにも苦戦して思うような攻撃ができていなかった。

 それでも橋本とFW稲垣輝一(2年)がコンビネーションで局面を打開したり、ワンツーからMF新谷圭太(2年)がミドルシュートにチャレンジするなど攻める立教新座が先制点を奪う。

 前半15分、FW山本麻人(3年)の左CKがゴール前に抜けたところをCB竹内滉貴(2年)が頭で押し込んでリードを奪った。前田監督も「セットプレーで一つ取れたことがゲームを一つ左右したかなと思います」と評したゴールで先制した立教新座は、40分に追加点。「『ゴールしたい』って決めていて。全然最近ゴールできていなかったのでこだわっていた」とゴールへの執念を燃やしていたMF山田創太(3年)が強引なドリブルでPAまで持ち込んでから左足シュートを決めて2-0と突き放した。

 富士見は前線でハードワークする10番FW榎本景也やMF石之脇快、MF村上龍平(すべて3年)らがボールを繋いで反撃しようとするが、立教新座にパスコースを限定され、立教新座のMF井上翔太(3年)のところで潰されたり、CB内藤大貴主将(3年)らに跳ね返されてしまう。後半も前線のプレスバックと最終ラインの選手たちの粘り強い守備を見せた富士見はCB三島歩(3年)が思い切り良くミドルシュートを放つシーンもあったが、最後まで1点が遠かった。

 一方、後半開始から市立浦和戦で決勝点を決めたFW青木嘉宏(3年)を投入するなど、選手交代を繰り返しながらも攻守のレベルが落ちない立教新座は後半9分、山田の右クロスが相手オウンゴールを誘って3点目。35分にも交代出場のMF小岩宥紀(2年)が左足シュートを突き刺して4-0で勝利した。

 立教新座の前田監督は「出た子が活躍してくれるのは嬉しい悩み」と微笑。また、この日先発起用に応えた山田は「きょう出れなかった子もいるんですけど、絶対に悔しがっていると思う。AチームとBチームでたまに紅白戦とかやるんですけど差は開かないですし、先生も誰が出ても変わらないと言ってくれている」。公式戦に誰が出るか分からない競争を選手たちは「刺激になっています」と語り、チームに相乗効果をもたらしている。

 ベスト8進出を懸けた3回戦の対戦相手は関東大会予選4強の浦和西。一週間の競争を経て、レベルアップして強豪に挑戦する。井上は「次、浦和西で完全に格上だと思う。そこを倒して自分たちが1年生の時にベスト16で8を懸けた試合で負けているので、次勝って上へ行きたいです」と意気込んだ。私立の進学校が再び番狂わせを起こすか。それを狙って最高の準備をする。

最終更新:6/12(月) 21:04
ゲキサカ