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時の人多田、世界選手権400mリレー1走候補も

6/12(月) 10:00配信

日刊スポーツ

 あるぞリレーメンバー! 追い風参考ながら9秒94をマークし、一躍時の人となった多田修平(20=関学大)の快走から一夜明けた11日、日本陸連の短距離担当・苅部俊二五輪強化コーチ(48)が、期待の新星の8月世界選手権(ロンドン)男子400メートルリレーメンバー入りについて言及した。「候補の1人。100メートルの代表になれば、メンバーにエントリーしないといけない」と抜てきの可能性を示唆した。

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 リオデジャネイロ五輪は山県-飯塚-桐生-ケンブリッジの走順で銀メダルを獲得した。世界選手権でもメダル獲得を期待されるが、メンバーは「これから。固定はしていない」と白紙を強調。新戦力を試すことも視野に入れる。その最有力が多田になる。10日の日本学生個人選手権準決勝で追い風参考ながら、電気計時で日本人3人目の9秒台を出し、公認記録となった決勝は歴代7位タイの10秒08で世界選手権の参加標準記録を突破。100メートルの代表争いに名乗りを上げた。

 苅部コーチは「ピッチがいい。上に弾む走りで向かい風時にどうなるかという部分はあるが、追い風に強い」と評価する。100メートルの代表から漏れた場合でも、日本選手権(23日開幕、ヤンマースタジアム長居)の記録や200メートルの代表枠次第で、リレーメンバー候補として招集する可能性もある。

 適性走順については「まだ何も言えない」とする。ただ、リオ五輪男子100メートル銀メダルのガトリン(米国)も驚くロケットスタートが武器の多田は1走で生きる。1走ならバトンを渡すだけで、連係面への負担も軽減される。歴史的銀メダルから1年。代表はおろかリレーメンバー入りのチャンスも巡ってきた。

最終更新:6/12(月) 10:31
日刊スポーツ