ここから本文です

テレビ東京がディル・アン・グレイ×ピエロ特番放送

6/12(月) 16:26配信

日刊スポーツ

 7月7日の七夕に、横浜アリーナで予定されているビジュアル系の人気ロックグループPIERROT(ピエロ)とDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の前代未聞の公演「ANDROGYNOS」を前に、テレビ東京が「歴史的ビッグプロジェクト PIERROT×DIR EN GREY開催直前スペシャル」と題した緊急スペシャル番組を13日深夜に放送することになった。「ビジュアル系ロックの歴史的なライブに注目した」と言う。

 PIERROTとDIR EN GREYのジョイントライブは7月7、8日の両夜、横浜アリーナで行われるが、両者はビジュアル系のバンドが全盛期だった95年後半から00年代前半にかけて“2大カリスマ”として人気を集めた。

 特に、東京・原宿の神宮橋には、双方のファンが詰めかけ、コスチュームで競い合い、その後「2つの宗教(バンド)の信者(ファン)による抗争」にもつながり、ファンの間では「神宮橋の宗教戦争」などと語り継がれてきた。

 ジョイントライブは「交わる事の無かった2バンド、交わる事の無かった2つの物体、ここに破壊的融合」とアピールされてきたこともあって、水面下では、当時からの“レジェンド・ファン”の対立が再び激化し始めた。

 「敵対していたバンド、ファンも真っ二つに分かれ競い合ってきた。まさか同じステージに立つなんて想像もしていなかった」と驚愕(きょうがく)するファンも多い。また、ネット内には「ベジータと悟空がフュージョンするようなもの」と例えるファンもいた。

 そういったビジュアル系のロック・ファンの盛り上がりに目をつけたのがテレビ東京だった。「メモリアルなタイミングに合わせた。貴重なライブ映像などを使って、ファンのリクエストに応えていきたい。昨年は、音楽で大きなヒットや話題がなかったので、ビジュアル系ロックから音楽シーンに衝撃を与えたい」と関係者は意気込む。

 当然、テレビ東京に対しての評価も高まっている。「本社を移転し、ここにきて視聴率も好調だけあって、タイムリーで大胆な企画を編成するようになった」と評する業界関係者もいる。

 そのDIR EN GREYは、今年、結成20年目を迎える。「世の中の矛盾や人のエゴから発生するあらゆる痛みを世に伝える」ことをコンセプトに結成した5人組で、インディーズ時代からコンサート中心の活動を続けている。ファン層も幅広く、ビジュアル系ロックの雄として現在でも圧倒的な人気を誇っている。

 一方、PIERR0Tはメンバーはボーカルのキリトと中心にアイジ、潤、KOHTA、TAKEOの5人組。98年にメジャーデビューしたが、06年に突如、解散を発表、釈明もしないままファンの前から姿を消していた。しかし、3年前の14年に突然、ライブを敢行し、ビジュアル系ロック・ファンを熱狂させていた。

最終更新:6/12(月) 16:26
日刊スポーツ