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日本株反落、米テクノロジー株安波及で電機下げ-保険下支え

6/12(月) 7:59配信

Bloomberg

12日の東京株式相場は反落。米国でアップルなどテクノロジー関連株に悪材料が重なった影響を受け、半導体や電子部品といった電機株、精密機器株が下げた。情報・通信株も売られ、国内機械受注の悪化から機械株も安い。

半面、食料品や建設株など内需セクターの一角は堅調で、米金利の下げ止まり期待や米金融株高をきっかけに保険株も上昇。国際原油市況の上昇を受けた石油株も高く、相場全般の下方圧力は限られた。

日経平均株価の終値は前週末比104円68銭(0.5%)安の1万9908円58銭、TOPIXは0.11ポイント(0.01%)安の1591.55。

三井住友アセットマネジメントの金本直樹シニアファンドマネージャーは、「5月の雇用統計を受け米金利は簡単には上がらないと市場が判断したあたりから、ステーブルグロースとしての『FANG』銘柄の上昇が目立ち始めた。買われ過ぎ銘柄と売られ過ぎ銘柄とのギャップがあまりに開き過ぎ、先週末の米国株ではその調整が入った」と言う。ただし、そうした動きは一時的な調整の可能性が高く、「景気のファンダメンタルズ自体は悪いわけではなく、株式市場からマネーが逃げるわけではない」との見方も示した。

米アップルの関係者によると、スマートフォン市場で大きな目玉となっている高速データ通信機能について、ことし発売見通しの最新「iPhone(アイフォーン)」では当面実現できない可能性がある。また、ゴールドマン・サックス・グループはリポートで、フェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、マイクロソフト、アルファベット傘下のグーグルなどのボラティリティの低さは投資家による各社のリスク判断の過小評価につながり、状況が変化した際の下押しリスクを高めている可能性がある、と分析した。

9日の取引でアップル株は3.9%安、エヌビディアの急落も響き、半導体関連銘柄の指標であるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.2%安と大幅安。米ダウ工業株30種平均は上昇したものの、テクノロジー株の比重が高いナスダック総合指数は1.8%安だった。週明けの日本株は、こうした米国株の影響から電子部品株のほか、半導体関連銘柄が下げた。丸三証券の牛尾貴投資情報部長は、「半導体市場の拡大トレンドは変わらないだろうが、株価が一本調子で上げてきたことで売りを誘いやすい」と指摘した。このほか、内閣府が取引開始前に発表した日本の4月の機械受注は前月比3.1%減となった。市場予想は0.5%増。

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最終更新:6/12(月) 16:22
Bloomberg