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海外勢の参入、脅威ではない-中国格付け会社トップの中誠信国際会長

6/12(月) 14:22配信

Bloomberg

中国当局は外国の格付け会社が本土社債市場に参入することを認めたが、中国格付け会社トップの中誠信国際信用評級が動じることはない。

米国は何年にもわたり金融サービス市場の開放を中国側に働き掛けてきた。中国は先月、外国企業が本土で格付けサービスを提供することを7月16日までに認めることで米国と合意。外国勢の参入はこれまで中国企業との合弁に限定されていたが、S&Pグローバル・レーティングとムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスは本土市場に単独で参入することが可能になるため、いずれも今回の動きを歓迎している。

だが9兆ドル(約992兆円)規模の中国債券市場の格付けで最も大きなシェアを持つ中誠信国際信用評級は、海外勢を脅威とは見なしていない。ムーディーズが30%出資する中誠信の閆衍会長はインタビューで、「海外格付け会社の参入に伴う影響については心配していない。最初は海外勢の先進的な格付け手法に市場はより注目するかもしれないが、8ー10年たてば国内勢が有利であることが分かるだろう」と述べた。

中国の格付け会社と比べて、外国勢は一般的に低めの格付けを中国企業に付与している。閆会長はこれについて、中国勢は異なる格付け基準を用いていると説明。低めの手数料と共に中国の格付け会社の強みになっていると指摘した。

原題:China Bond-Rating Champ Unfazed by Foreign Competitor Threat (1)(抜粋)

Yuling Yang, Lianting Tu

最終更新:6/12(月) 14:22
Bloomberg