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ケビン・ナが怒りの投稿 全米オープンのラフは本当に酷すぎるのか?

6/13(火) 10:21配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇海外メジャー第2戦◇全米オープン 事前(12日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇7741yd(パー72)

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ウィスコンシン州では初開催となる今年の「全米オープン」。初めて全米会場となるエリンヒルズについて、選手からは早くもコースセッティングへの批判か飛び出し、注目を集めている。開幕前の時点での“争点”は、長く残されたフェスキュー芝のラフ。実際はどうなのだろう?

自身のインスタグラムに「エリンヒルズは素晴らしいデザインのコースだが、フェスキュー(のラフ)はほぼプレー不可能だ」というコメントを付けて、実際に深いラフから打つ様子を投稿(https://www.instagram.com/p/BVNSL7OBWMu/?taken-by=kevinna915)したのはケビン・ナだ。



この動画の撮影中、ナはこの球を見つけることができなくなったという。「歴代チャンピオンが集まって、コースセッティングをするのはどうだい?それを見てみたい」とナ。フェアウェイから2~3ヤード幅ほどのファーストカットを過ぎると、この深いフェスキューのラフが待ち受ける。この動画を見れば「なるほど」とも思うが、実際にコースをプレーした他の選手たちの反応は、また微妙に異なっている。

宮里優作は「フェアウェイの幅は日本オープンの倍以上。もちろん、曲がればすごいペナルティだけど…」という。ティショットのランディング地点は、平均で50yd以上のフェアウェイ幅があり、過去の「全米オープン」と比較しても、単純な広さだけなら最も広いコースの一つといえそうだ。逆に、狙いどころをきちんと絞る難しさを、宮里は注意点に挙げたほどだ。

谷原秀人もラフの深さは認めつつ、「フェアウェイは日本より全然広いから」と気にする素振りはない。「日本もフェアウェイを広く取らないとダメですよ。みんな刻みになっちゃうから、若い選手が出てこない」と、果敢な攻めを受け入れるコースセッティングに共感を示していた。

一方で、谷原はアゲンストとなった前日(11日)、1番(パー5)でティショット(1W)がギリギリで約240yd先のフェアウェイに届いたという。「みんなで、ここに谷口(徹)さんがいたら面白いのにって話していたんですよ。絶対届かないだろうなって…。悪いですよねー。(谷口さんは)『あかんわ!』ってすぐ帰るだろうなって(笑)」。

飛距離がある方ではないナも、同じような心境でコースに臨んでいることは推測できる。ロングヒッターとは狙いどころが異なり、深いラフに捕まると手も足もでない…。

全米オープンのセッティングには議論がつきもの、ということで、本番を楽しみにしたい。(ウィスコンシン州エリン/今岡涼太)