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<高知・大川村>年明けにも村民に提示 「村民総会」を議論

6/13(火) 0:41配信

毎日新聞

 高知県大川村の和田知士(かずひと)村長が12日、議会に代わる「村民総会」の設置検討を表明し、直接民主制の議論が始まった。村は年明けにも総会移行の課題をまとめた説明資料を村民に提示。村議会も総会を含む議会のあり方について、12月20日までに答申をまとめる。

 和田村長は村議会で「2年後の村議選で立候補者が定数に足らない事態になった時に備え、総会の調査を指示した」と報告。「議会制民主主義を重んじている」として議会の維持を基本に置く考えを示しつつ、「行政にも議会にも、村民の関心が薄れてきている」と訴え、村全体での議論の必要性を強調した。

 朝倉慧(あきら)議長(77)は終了後、記者団に「村長は究極の危機感を表明した。議員のなり手がおらん大川村には一時の猶予もない」と語った。村議6人の懸念は強く、伊東喜代澄村議(77)は「『このままでは何ともならんので私が』という人が出てきてくれたら」と語った。

 村民総会は戦後の短期間、東京・八丈小島の旧宇津木村(現八丈町)で実施された例がある。【岩間理紀、和田浩幸】

最終更新:6/13(火) 3:14
毎日新聞