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波乱!“監督・本田”がハリル戦術に反旗 悲壮感漂わせ…「僕がやるべきことは多い」

6/13(火) 16:56配信

夕刊フジ

 ハリル・ジャパンが風雲急を告げている。W杯アジア最終予選のイラク戦(日本時間13日=テヘラン)を前に、FW本田圭佑=ACミラン=を中心に選手たちが指揮官へ“反旗”を翻しているのだ。

 テヘラン入り後、本田は「試合までも、試合中も、僕がやるべきことは多い」などとわれこそが監督といわんばかりの発言を連発。その表情からは笑みが消え、悲壮感を漂わせている。

 「監督は速攻みたいな形を作れというかもしれないが、それで“自爆”しないようにしないといけない」と言い切った。

 ハリルホジッチ監督(65)の戦術である、タテに速いボールを出すサッカーへの批判そのもの。ハリルのやりかたでは予選を勝ち抜けないといわんばかりだ。

 試合会場となるテヘランの中心部では、7日に大きなテロが起きたが、試合会場のシャヒード・ダストゲルディ・スタジアム(通称・パススタジアム)は中心部から車で30分以上の距離があり、「試合会場は平静です」(協会関係者)。

 問題はむしろ、パススタジアムが標高1300メートル以上の高地にあること。空気が薄くスタミナを奪われやすい。さらにキックオフ時刻でも気温は35度を超えるとみられる。ハリル監督が標榜する走るサッカーでは、ガス欠を起こすのが関の山というわけだ。

 本田はこれまでも一本調子のハリル戦術に「今のやり方がベストではない」と再三コメントしていた。イラク戦は引き分け以上で6大会連続のW杯出場に「王手」がかかるが、負ければW杯出場そのものが大ピンチになる分水嶺。

 ハリル監督は「圭佑には全幅の信頼をおいている。彼は私のチームに必要だ」と繰り返してきたが、果たして自分の戦術を“否定”する本田を先発で起用するのか。試合当日の13日に31歳の誕生日を迎えた男の動向がなおさら注目される。

最終更新:6/13(火) 16:56
夕刊フジ