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磐田商議所と地元大手 中小支援へ新組織 7月発足

6/13(火) 7:52配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 磐田市の磐田商工会議所は、同市に生産拠点を持つヤマハ発動機、スズキ、浜松ホトニクス、NTNの4社と県の協力で、ものづくり中小企業の高度化研究組織「企業懇話会」を設置する。大手企業との連携で新事業創出を支援し、輸送機器が主力の県西部の産業高度化と構造転換を図る。

 年数回の研修でグローバルでの業界情報や最新の開発動向などを伝えるほか、中小企業向け研修プログラム策定も目指す。県西部の中小、中堅企業50社程度での発足を目標にする。商工団体や行政機関からも参加を募る。

 7月4日の初会合では、フォトンバレーセンター(浜松市)の伊東幸宏センター長と浜松ホトニクスの晝馬明社長が、光・電子技術の地域活用をテーマに講演する。今後、同市で毎年秋に開催する産業振興フェアなどとも連動して二輪、四輪車技術の方向性や部品産業の課題も討議し、地域企業の新事業展開につなげる。

 会長には高木昭三磐田商議所会頭、座長に高木重義NTN相談役が就任予定。高木会頭は「輸送機器産業が世界的に大きく変化する中、本県の産業構造の転換は急務。参加企業が新たなヒントを得るだけでなく事業化まで支援できる組織を目指したい」と意欲を示した。

静岡新聞社