ここから本文です

大宮で障がい者施設が作った焼き菓子コンテスト 川口の施設が連続優勝 /埼玉

6/13(火) 9:07配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 大宮駅西口の鐘塚公園(大宮区桜木町1)で6月3日、埼玉県内の障がい者施設が作る焼き菓子を対象とした「Premium Quality Cup 2017 in SAITAMA第8回焼き菓子コンテスト」が開かれ、川口市の障がい者施設「ほっとすてーしょん」が2年連続で優勝した。(大宮経済新聞)

「Premium Quality Cup 2017 in SAITAMA第8回焼き菓子コンテスト」入賞の焼き菓子(関連画像)

 障がい者が作る製品の多くが、見た目も味もにいいにもかかわらず一般消費者の目に触れられにくいという現状を知った同ホテルのシェフらが始めた同コンテスト。食のプロや一般消費者への認知を高めることで、製品にさらなる価値を付けてブランド化し、併せて障がい者の方々の自立支援につなげていこうという試み。8回目となる今年は県内12団体が応募。本選に進んだ5団体がプレゼンテーションで競い合った。

 審査は、10人の特別審査員の他、スピーチを見た一般来場者も試食をした上で最も魅力的だと感じた製品に投票し、その獲得点数を競う。各施設のスピーチでは、「何度も試作した」「重度心身障害の人も一緒にできるようなレシピを開発した」などの苦労話が披露された。

 2年連続で優勝したのは、「ほっとすてーしょん」の焼き菓子「sun sun ポティロン」。米粉とカボチャを使ったダックワーズ風の焼き菓子で、子どもが安心して食べられるよう素材も吟味して作っているという。同施設長の高橋千代子さんは「カボチャは国産にこだわり、種も天日干しで作るなど工夫した。きれいな自然のカボチャの色を出すのに苦労した。2連覇へのプレッシャーがあったが、優勝できて良かった」と喜びを語った。

 準優勝には、初参加のKauri Cafe&Factory(伊奈町)の「木の実のグラノーラクッキー」が入賞。同施設メンバーの川崎幸宏さんは「仲間で試作を重ね、商品名も話し合ってきめた。来年は優勝を目指したい」と話した。3位は、こすもす作業所(坂戸市)の「黒ごまスティック」、4位は、深谷たんぽぽ(深谷市)の「カモミールクッキー」、5位は、あゆみ作業所(深谷市)の「マーブルクッキー」が、それぞれ入賞した。

 優勝した「sun sun ポティロン」には「パレスホテル大宮推奨焼き菓子」の称号が授与されたほか、7月より半年間、同ホテルが受託販売する。

みんなの経済新聞ネットワーク