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米ブレークイーブン・インフレ率、昨年11月以来の低水準

6/13(火) 6:35配信

ロイター

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米普通国債と米インフレ指数連動債(TIPS)の利回り格差で予想物価の指標の1つであるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が昨年11月以来の低水準を付けた。物価上昇ペースが低調な状況が長期化し経済全般が影響受けるとの懸念が出ていることが背景。

トレードウェブとロイターのデータによると、10年物BEI<US10YTIP=TWEB><USBEI10YT=RR>は2.6ベーシスポイント(bp)低下の1.77%。一時は1.76%と、昨年11月9日以来の低水準を付けた。

5年物BEI<US5YTIP=TWEB><USBEI5YT=RR>も2.6bp低下の1.69%。一時は1.67%と、昨年11月29日以来の低水準を付けた。

ニューヨーク(NY)連銀がこの日に公表した5月の消費者調査では、3年先のインフレ期待が2.47%と前月の2.91%から低下、1年4カ月ぶりの低水準を付けた。過去6カ月間は過去最高近辺で推移していた。1年先のインフレ期待は2.59%と、前月の2.79%から低下し、6カ月ぶりの低水準となった。

ただ連邦準備理事会(FRB)は13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利金利誘導目標を0.25%ポイント引き上げるとの見方が大勢。

クレディ・スイスのストラテジストは「FRBが現在の利上げの道筋を維持すれば、市場ではインフレ圧力に先手を打つものと受け止められ、ブレーク・イーブン・インフレ率に対する下向き圧力は継続する」としている。

最終更新:6/13(火) 6:35
ロイター