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「いかに楽しめるかで幸せ決まる」 佐渡で恒例「学校蔵の特別授業」

6/13(火) 7:55配信

産経新聞

 地酒「真野鶴」で知られる佐渡市の蔵元、尾畑酒造が酒造りの場として再生させた旧西三川小の校舎(同市西三川)で10日、恒例の「学校蔵の特別授業」が開かれ、全国各地から集まった老若男女の“生徒”約120人が新たな視点で物事を考える姿勢を学んだ。

 主催する同酒造の5代目蔵元で専務の尾畑留美子さんが「幸せのヒントをつかんでいただければ」とあいさつ。「世界から佐渡を見る」「幸せを生む働き方」などをテーマに、ライフネット生命(東京)の出口治明会長と日本総合研究所(同)の藻谷浩介主席研究員が講師を務め、計4時間の授業を行った。

 出口会長は「8760時間ある1年のうち働くのは約2000時間ほど。『仕事はどうでもいいもの』と割り切れば目いっぱいチャレンジできる」と力説し「自分がいかに楽しめるかで幸せかどうかが決まる」と語りかけた。

 藻谷氏は佐渡について「地元でお金にならないと思ったことが、外国人には高い料金でも体験したいことだったりする」と話した。

 佐渡島西部の真野湾に面した小高い丘に立つ元小学校の「学校蔵」での授業は年に1度、平成26年から参加無料で開かれている。

 受講した芝浦工大4年の篠原廉さん(21)は「まだまだ知らないことがたくさんあると気付かされた」と話し、佐渡高2年の田中翔さん(16)は「人との交流の大切さを学んだ。また参加したい」と笑顔を見せた。

最終更新:6/13(火) 7:55
産経新聞