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本音か芝居か?俳優・山田孝之の中毒性

6/13(火) 8:16配信

シネマトゥデイ

 「山田孝之の東京都北区赤羽」(2015)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(2017)と約3年にわたり、俳優・山田孝之とタッグを組んだ山下敦弘監督。その集大成として、盟友・松江哲明監督とともに完成させた『映画 山田孝之3D』が間もなく公開を迎える。山下監督は「山田孝之という人間には中毒性がある」と語っていたが、この言葉にはどんな意味が込められているのだろうか。

山田孝之の脳内を表現!?

 “ドキュメンタリードラマ”と銘打って始まった「山田孝之の~」シリーズ。SNSでは、放送が開始されると「どこまでがフェイクで、どこまでが真実なのか」という議論が巻き起こっていたが、山下監督は「あくまでドキュメンタリードラマということ以外に語ることはないんです。あえて言うなら『フェイクかリアルか』じゃない次元の魅力を伝えたいというのが僕らの思いです」と本シリーズの魅力の次元を語る。

 山下監督と山田の出会いはオムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~ 告白する紳士たち』(2012)の中の一遍「握った手」だった。「その後、僕は『己斬り』という映画を撮っていたのですが、ある事情で撮影が中断になったんです。それで出演していた山田くんから『自分の記録を撮ってほしい』と相談され、松江くんに協力してもらって、『山田孝之の東京都北区赤羽』で彼に密着するという流れになったんです」と山下監督は当時を振り返る。

 そこから、壮大なドキュメンタリードラマは始まった。続く「山田孝之のカンヌ映画祭」でも、山田の「カンヌを目指したい」という一言から、カンヌ映画祭パルムドール(最高賞)獲得のための日々に密着することになる。しかし、映画作りへの主張の違いから山下監督と山田は決裂。主演女優を務めるはずだった芦田愛菜が、険悪な状況を見かねて仲裁に入り新たな企画として『映画 山田孝之3D』が誕生することとなる。

 「山田くんに巻き込まれたという表現が正しいかわかりませんが、気がついたらこういう形になっていたんです」と山下監督は苦笑いを浮かべると「楽しいとか楽しくないではなく、山田孝之という川に船が用意されていて、僕と松江くんが乗ってしまった感じ」と約3年にわたる山田との仕事を振り返る。

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最終更新:6/13(火) 8:16
シネマトゥデイ