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国土交通省が発表する「公示地価」最新ランキング!

6/13(火) 17:40配信

ZUU online

国土交通省が発表する公示地価は、土地の価格を客観的に示す指標とされている。公示地価が高いところはどこなのか、また、上昇率が高いところはどこになるのか、今回は公示地価の最新ランキングを紹介したい。

■公示地価とは

国土交通省は、毎年1月1日時点の公示地価を3月に発表している。公示地価とは、土地の適正な価格を判断するための客観的な目安だ。

土地の取引は、個人や企業間で自由に行われるため、そのときの需要と供給によって実際の売買価格が上がったり下がったりする。また、同じ土地を買いたいという個人や法人が複数いれば、価格競争となり値段が上がってしまうこともある。

土地の価格は、このような状態が通常であるため、人気の高い土地の場合、適正な価格がどの程度なのかを判断することは難しい。そのため、客観的な指標として、国土交通省が公示地価を毎年発表しているのだ。

● 公示地価の役割(国土交通省ホームページより)
・ 土地の取引に関する指標を示す
・ 不動産鑑定の規準となる
・ 公共事業で土地を取得する際の算定規準となる
・ 土地の相続に関する評価額や固定資産税算定の基準となる

公示地価は、土地のさまざまな条件が織り込まれている。具体的にはどこの土地が高いのかを判断する際は、「公示地価」と「上昇率」の両面からみる必要がある。それによって、住宅地に向いている場所、商業地に向いている場所などが見えてくる。

■商業地で公示地価が高い順ランキング

商業地で公示地価が高いということは、商業地としてそれだけ価値があることを示している。2017年の商業地の公示地価ランキングは、以下のとおりである。

第1位は、東京都の銀座4丁目2番4『銀座4-5-6』で、現在は「山野楽器銀座本店」がある場所だ。2017年の公示価格は1平方メートルあたり5,050万円。

第2位は、東京都の銀座5丁目103番16『銀座5-4-3』で、現在は「対鶴館ビル」が建っている場所である。2017年の公示価格は1平方メートルあたり4,300万円。

第3位は、東京都の銀座2丁目2番19外『銀座2-6-7』で、現在は「明治屋銀座ビル」が建っている場所である。2017年の公示価格は1平方メートルあたり3,700万円。

第4位は、東京都の銀座7丁目1番2外『銀座7-9-19』で、現在はアパレルブランドの「ZARA」がある場所である。2017年の公示価格は1平方メートルあたり3,660万円。

第5位は、東京都の丸の内2丁目2番1外『丸の内2-4-1』で、現在は「丸の内ビルディング」が建っている。2017年の公示価格は1平方メートルあたり3,490万円。

その他、第10位までいずれも東京都の土地となっている。

■商業地で公示地価の「上昇率」が高い順ランキング

公示地価の上昇率は、需要の伸びを示している。例えば、インフラの整備などで便利になった土地は需要が伸び、上昇率が高くなる傾向にある。商業地で2017年の公示地価の上昇率ランキングは、以下の通りである。公示地価とは異なり、上昇率ではトップ10のうち7件が西日本の土地となっている。

第1位は、大阪府の道頓堀1丁目37番外『道頓堀1-6-10』、現在「づぼらや」がある場所が上昇率41.3%でトップとなった。

第2位は、大阪府の宗右衛門町46番1外『宗右衛門町7-2』で、現在「CROESUS(クリサス)心斎橋」が建っている場所で、上昇率は35.1%。

第3位は、大阪府の小松原町18番3『小松原町4-5』で、現在飲食店の「珍竹林」がある場所で、上昇率は34.8%。

第4位は、大阪府の心斎橋筋2丁目39番1で、上昇率は33.0%。

第5位は、大阪府の茶屋町20番17『茶屋町12-6』で、現在「エスパシオン梅田ビル」が建っている場所で、上昇率は30.6%。

第6位は、京都府の四条通大和大路東入祇園町北側277番で、現在線香や香などを販売する老舗「豊田愛山堂」がある場所で、上昇率は29.2%。

第7位は、愛知県の名駅2丁目3603番『名駅2-36-10』で、現在「松岡第二ビル」が建つ場所で、上昇率は29.0%。

第8位は、東京都の銀座6丁目4番13外『銀座6-8-3』で、現在「銀座尾張町TOWER」が建つ場所で、上昇率は29.0%。

第9位は、東京都の銀座2丁目2番19外『銀座2-6-7』で、現在「明治屋銀座ビル」が建つ場所で、上昇率は28.9%。

第10位は、東京都の銀座7丁目1番2外『銀座7-9-19』で、現在ファッションブランドである「ZARA」がある場所で、27.1%となっている。

■公示地価は土地への投資にも利用できる

公示地価は、不動産の投資や実需のために土地を手に入れるときなどにも活用できる。土地の取引は価格が定まっていないことから、取引する上では客観的な指標をもとに適正価格を把握することが重要となるだろう。

(提供:確定拠出年金スタートクラブ)

最終更新:6/13(火) 17:40
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