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過剰接待疑惑の有名レビュアー“食べログ削除”と業界優遇の構図

6/13(火) 16:45配信

東スポWeb

 グルメサイト「食べログ」の有名レビュアーが、飲食店から過剰な接待を受けていたとする週刊誌の報道を受け、これまで投稿していたすべてのレビューを削除した。

 食べログは、月間利用者数が6000万人を超える国内最大規模のグルメサイト。一部週刊誌で過剰接待疑惑が報じられたのは、レビュアーの中でも屈指の知名度を誇る「うどんが主食」(以下うどん)氏だ。報道によると、うどん氏は食べログ内で自身が高評価をつけたレストランから、銀座の高級クラブで接待を受けたり、高級時計をプレゼントされていたという。

 うどん氏は今回の報道後、これまでのレビューをすべて削除。しかし、食べログへの投稿が累計2000件近くに上り、テレビ出演やグルメ本の出版、カップうどんのプロデュースまでしていた有名レビュアーとあって、その疑惑はグルメ業界に大きな波紋を広げている。

 グルメ事情通によると「食べログの点数は単純な平均点ではなく、各レビュアーごとの“食通度合い”によって、点数に及ぼす影響度が違う。多くの店に通ってたくさんレビューを投稿した人は店の点数への影響力が大きくなり、一度しか書き込んでない人の評価は点数にほとんど影響を与えない。通のお店を押さえているか、他のレビュアーからの評価が高いかどうかも影響度に加味されるようだ」という。

 つまり、大多数の人がある店に低評価をつけても、一部の“食通”レビュアーが高得点をつければ、店全体の点数は上がる。逆もまたしかりだ。こうした優遇システムによって、飲食業界では有名レビュアーへの豪華接待が横行しているという。

 同事情通は「近年は飲食店は広告を出すより、有名レビュアーに高評価を書いてもらう方がコスパ(費用対効果)がいい。新規の飲食店では、試食会などで有名レビュアーやブロガーを無料招待するのはよくあること。豪華接待した上に、お車代などとして現金の賄賂を渡すこともある」と明かす。

最終更新:6/13(火) 16:51
東スポWeb