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【第101回インディ500】佐藤琢磨、ホンダ本社で優勝凱旋会見…「次の目標はタイトルです」

6/13(火) 16:16配信

レスポンス

13日、世界最大のレースイベントともいわれるインディ500(インディアナポリス500マイルレース)を日本人選手として初めて制した佐藤琢磨が、ホンダの青山本社で優勝凱旋会見に臨んだ。

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5月28日決勝の「第101回インディ500」を制し、日本のモータースポーツ史に残る大偉業を達成した琢磨。この日は集まった多くの報道陣を前に、喜びの大きさと感謝の気持ち、そしてインディ500終盤の激闘の模様などを大いに語った。

「本当に、やりました。嬉しいです。この優勝は僕自身にとって大きいのはもちろんですが、僕を信じて応援してくれたホンダさん、スポンサーのみなさん、そして何よりもファンのみなさんと喜びを分かち合いたいと思います。なんて表現していいか分からないくらいですが、感謝の気持ちでいっぱいです」

「今年移籍したアンドレッティ・オートスポーツは素晴らしい環境で、この勝利もチーム全員の力によるものです。戦略もそうですが、ひとつひとつのピット作業を確実にこなしてくれたピットクルー、最高のマシンを用意してくれたエンジニアとメカニック、みんなの想いをのせて僕は走りました。素晴らしい経験になりました」

「最近のインディ500は(マシン特性等の影響で)先頭に出ると逃げ切るのが難しいレースになっています。残り5周でトップに出るのは早いんじゃないか、と、チームにもファンにも心配かけたかもしれませんが、僕には勝算がありました。2012年(に優勝を目前で逃した時)の経験も踏まえながら、いろんなことを考えていましたね。僕の頭のなかも(背中にある)ホンダエンジンと同じくらいにフル回転していました」

そして、「この喜びをたくさんの人に伝えたいと思います」とも語った琢磨は、彼が東日本大震災からの復興を助ける活動のなかで小さな少女が初めてのカート走行に挑んだ時のエピソードも披露しながら、「目標を達成した時の感動、そして信じ続ければ夢は叶うということも忘れないでほしいと思います」と話した。

琢磨の次なる目標は「(インディカー・シリーズの)選手権タイトル獲得です。チームとともに、それを大きな目標として頑張っていきたいと思います」。残り8戦、現在ランク3位の琢磨にはチャンス充分。もちろん厳しい戦いが続くことにはなるが、6月25日決勝の第10戦ロードアメリカからのさらなる健闘を祈りたい。

《レスポンス 遠藤俊幸》

最終更新:6/14(水) 10:09
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