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<京都>海自カレーを街中で 12部隊ごとの味再現 舞鶴

6/13(火) 10:41配信

毎日新聞

 ◇7月から 飲食店で1年間提供

 海上自衛隊秘伝の金曜カレーを街中で--。舞鶴商工会議所と海自舞鶴地方総監部などは、海自の調理法を再現したカレーを京都府舞鶴市内12の飲食店で1年間提供するキャンペーン「まいづる海自カレー」を7月スタートさせる。海自の職場ごとに食べられている多彩なカレーを街中で味わうことができる。旧海軍・海自ゆかりの味でまちおこしする「金曜日はカレーの日(金カレ)プロジェクト」の一環。

 文明開化で日本に紹介されたカレーは、栄養に富み大量調理できる洋食として旧海軍が重用。伝統を受け継いだ海自では、海上生活で曜日感覚を失わないよう最初は毎週土曜日に、週休2日制の定着後は金曜日の昼食に給養している。部隊それぞれに独自の調理法があり、海自内でもどの艦のカレーが一番おいしいかを競うコンテストが開かれている。

 舞鶴では、商議所が中心に毎年金カレプロジェクトを実施。市内の飲食店やパン店などがオリジナルメニューのカレー料理・製品を販売。「まいづる海自カレー」はその決定版として初めて海自と本格的に共同制作。舞鶴在籍の護衛艦、総監部、第23航空隊、料理のプロを育成する第4術科学校など12部隊が参加。市内各地のビストロ、カフェ、日本料理店、居酒屋に、1対1で部隊の料理長がレシピを提供。料理長は店が調理したカレーを味見し「認定証」を発行する。

 認定を受けたカレーは「舞監カレー」「4術校カレー」「護衛艦ふゆづきカレー」といった名前を付け、7月29日に開催する「海自サマーフェスタ」の会場で一堂に販売。その後は各店舗が提供する。部隊との組み合わせは7月上旬ごろ決定。舞鶴商議所は「市民の皆さんに海自自慢の味を堪能していただき、舞鶴の歴史と文化に思いを寄せてほしい」と話している。【鈴木健太郎】

最終更新:6/13(火) 10:41
毎日新聞