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敵は40度!ハリル監督が皮肉「本来なら試合はしない、プールでするのが一番」

6/13(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 サッカー日本代表公式練習(12日、イラン・テヘラン)バヒド・ハリルホジッチ監督(65)がW杯アジア最終予選・イラク戦の前日会見に出席した。MF香川真司(28)が負傷離脱するなど、中盤に負傷者が続出する緊急事態にも代わりのプランで十分に対応可能だとし、気温35度前後の猛暑対策を明かした。勝てば、2018年ロシアW杯出場に王手がかかる大一番に向け、指揮官は人事を尽くした。

 敵は猛暑にあり!! 連日、試合開始時間(午後4時55分)の気温が35度超。40度に迫る日もある。そんな猛暑対策に、ハリルホジッチ監督が“秘策”を明かした。

 「試合当日ではなく、前日から水分補給をしておかなくてはいけない。試合開始前には十分に(体内に)水分を染み渡らせ、体の全器官が、この暑さに慣れていなければいけない」

 水分補給で脱水症状になることを防ぐのが最大のテーマ。気温だけでなく湿度も10%前半で、のどは渇くし、目も乾く。そんなカラカラ気候への対応策だ。

 会場の電気設備の問題でナイター開催できなかった。「このような暑さの中では本来ならば試合はしないと思う。プール(の脇)でビーチサッカーをするのが一番、気持ちいいかな」と、“ハリル節”で皮肉った。ただ、暑さに慣れるため、7日の親善試合・シリア戦(味スタ)は、予定より1日前に開催し、1日早くイランに乗り込んだことで、最大限の暑さ対策を講じてきた自負もある。

 そのシリア戦では、MF香川が左肩を脱臼して離脱。MF山口が右すねを負傷するなど、中盤選手の負傷が相次いだ。それにも指揮官はどこ吹く風だ。

 「予測不能なことが中盤で起きたが、シリア戦(の後半)でいろいろ試し、イラン合宿での2日間で、素晴らしいトレーニングができた」と余裕の表情。不測の事態でも、すでに別の戦術面のプランを用意し、実戦で使えるめどが立ったことを示唆した。

 「豪州戦の結果(勝利)を踏まえて、イラク戦は最も重要な試合。あとは、選手がしっかり戦うだけだ」

 厳しい環境の中で、指揮官は選手へ適応力を求めた。ゴールは、すぐそこまで来ている。