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西武ドラフト3位新人・源田壮亮の将来性

6/13(火) 16:45配信

東スポWeb

【赤坂英一 赤ペン!!】西武のドラフト3位新人・源田壮亮が松坂大輔(現ソフトバンク)に次ぐ“快挙”を達成したことをご存じだろうか。この交流戦から始まったグッズ販売である。「1年目はグッズを製作せず実績を見るのが基本方針」(球団広報)の西武で、6月にグッズが販売されるのは超異例の措置。1999年の松坂以来、実に18年ぶりのことなのだ。

 もちろん、本業の野球でも“記録ずくめ”だ。新人としては81年の石毛以来36年ぶりに開幕スタメンに抜てきされ、2番・ショートに定着。華麗で堅実な守備もさることながら、一時は打率3割台をキープし、盗塁数もリーグ1位の17個(12日現在)。最後まで打率3割なら史上9人目、新人で盗塁王になら阪神・赤星以来2リーグ制では史上2人目となる。それはシーズンが終わるまでわからないにしても、監督推薦で球宴に出場するのも確実だ。

 ところが、それほどの大活躍とは裏腹に、性格は謙虚そのもの。最近はファンの人気も高まっているのに、「そういうのいいです。ぼくは地味にひっそりといきたいので…」と淡々。本拠地でお立ち台に立ちたいですよね、と水を向けられても「そうっすね…ちょっと(は立ちたい)」。交流戦で対戦したいセの投手を尋ねられると、記者に気を使って「誰って言うのが正解ですか?」と聞き返したりする。ここまでくると謙虚の上に「ド」か「超」が付きそうだ。

 社会人時代の定位置は8番・ショートで、堅実な守備と快足が売り物。打撃では反対方向におっつけるつなぎ役に徹していた。が、キャンプ中に「もっとしっかり振って打ち返せ。内角に来たら引っ張ればいいんだ」と辻監督に助言されてたちまち打撃開眼。さらに、嶋打撃コーチに言わせると、「源田が本物になるのはこれから」という。

「彼はまだ身につけなくちゃいけないことがいっぱいある。今は、肩、ヒジ、足腰と、体のいろんな部分の使い方を覚えてる段階。ただ、源田は教えられたらすぐに打てちゃう。それで先走っていろんなことを書かれてますけど、2~3年後はもっとよくなる。長い目で見てやってください」と言う嶋コーチは広島時代、10年目の2004年に首位打者を獲得し、「赤ゴジラ」と呼ばれてブレークした実績を持つ。そんな嶋コーチが源田をどこまで大成させるか、これも大いに見ものだ。

最終更新:6/13(火) 16:45
東スポWeb