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船橋市長選告示 4氏が舌戦 千葉

6/13(火) 7:55配信

産経新聞

 任期満了に伴う船橋市長選が11日、告示され、届け出順にいずれも無所属で、新人の元市議、門田正則氏(70)、再選を目指す現職の松戸徹氏(62)=自民、公明、民進推薦、新人の前県議、西尾憲一氏(66)、新人の美術家、薮内好(たかし)氏(69)=共産推薦=の4人が立候補を届け出た。4氏はそれぞれ出陣式や「第一声」を行い、舌戦を開始した。

 人口63万都市の未来に向け、松戸市政への評価や市立医療センターを移転して整備する「メディカルタウン」構想、子育て支援、交通渋滞問題、防災対策などが課題となっている。

 また、市長選と同じ日程で行われる市議補選(欠員1)には新人5人と元職1人の計6人が立候補を届け出た。

 投票は市内84カ所で18日午前7時から午後8時まで。午後9時20分から同市夏見台の運動公園体育館で即日開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は51万8790人。

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 ◆船橋市議補選 届け出順(1-6)

 佐藤 眞弘 60 無新

 宮崎 直樹 40 無新

 安田 欣司 30 無新

 小川  学 54 無新

 伊東 紀子 34 自新

 佐藤  浩 51 無元

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 ■立候補者の第一声(上から届け出順)

 門田(かどた) 正則(まさのり) 70 無新 

 社団代表理事(市議・会社員)久留米大                 

 ◆歩道整備で安全性向上

 たすきを掛けず、ミニバイクで市内を回る戦術。11日は届け出を終えると市北部から南下。地元の緑台地区では正午から団地内のスーパー前広場で、買い物客に支持を訴えた。

 門田氏は「船橋市は20年間変わっていない。市道の国道接続部に右左折レーンを作って渋滞を解消する。歩道整備で安全性を高める。老朽化した市立学校の補修を行う。これらの事業には地元中小企業を活用する」と主張。さらに「990億円の市民税を市民のために使う市政か、なにもしない市政かの選択の選挙だ」と、市政刷新を強調した。

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 松戸(まつど)  徹(とおる) 62 無現〔1〕

 市長(副市長・市職員)東京理科大                     【自】【公】【民】

 ◆日本一元気な街へ全力

 11日午前10時から、船橋市本町のホテルで出陣式を行った。推薦する自民、公明、民進各党の国会議員や県議、市議らが駆けつけ激励。11時すぎから、JR船橋駅南口で第一声を行い、支持者ら約300人(陣営発表)が集まった。

 松戸氏は「4年間で市民が安心して生き生きと暮らせる基盤をつくるために心血を注いできた。船橋は注目される街となった」などと実績を強調。その上で「海老川上流地域にメディカルタウンを整備する。みんなの思いをひとつにして日本一元気な船橋に。選挙戦を全力で戦い抜く」と訴えた。

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 西尾(にしお) 憲一(けんいち) 66 無新 

 元衆院議員秘書(県議・市議・会社員)早大               

 ◆「官民格差是正」を訴え

 11日午前10時からJR船橋駅南口で第一声を行い、支援者ら約100人(陣営発表)が集まった。

 県議の任期半ばで市長選に臨む西尾氏は「落ち着いて県政に取り組もうと思っていたが、『市長選に出て船橋を良くしてほしい』という市民の要望を受け、決断した」と、出馬の動機を説明した。

 また、「官民格差がひどい。船橋の地域資源が生かされていない」と、現市政を批判。「富める者と公務員だけがぬくぬくと暮らす社会でいいのか。市職員の給与を削減して新たな財源を確保。子育て支援や福祉を充実させる」と訴えた。

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 薮内(やぶうち)  好(たかし) 69 無新 

 美術家(大学講師)金沢美術工芸大                    【共】

 ◆市民の市政にチェンジ

 11日午前9時半から、JR船橋駅北口で第一声を行った。「船橋が好き」「開発官僚政治NO」などと書かれたノボリが林立した。市民団体を始め、推薦する共産党の国会議員や県議、市議ら約150人(陣営発表)が集まった。

 薮内氏は「市民に推されて立候補を決断した。市民の輪の中で戦う。市長選は未来の船橋を決める絶好のチャンスだ。市民のための市政にチェンジを」と強調した。

 また、「船橋は遅れている。美術館もない。もっと文化・行政サービスを。公共交通や安心して歩ける道を整備する」と訴えた。

最終更新:6/13(火) 7:55
産経新聞