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もう現れない?200勝投手 08年の山本昌を最後に止まったまま

6/13(火) 11:00配信

デイリースポーツ

 6月3日に荒木雅博(中日)が史上48人目となる通算2000安打をマークした。2000安打達成者の増加とは対照的に、投手にとってのステータスである200勝は2008年に達成した山本昌(中日)を最後に、歴史が止まっている。

【写真】黒田博樹氏と野茂英雄氏は日米通算で200勝達成

 【第1号は1リーグ時代】48人が達成した2000安打に対し、半数の24人しか到達していない200勝だが、第1号は2000安打の川上哲治(巨人=1956年)よりも10年早かった。終戦を経て、プロ野球が再開した46年にスタルヒン(パシフィック)が達成。スタルヒンは巨人時代の39年にプロ野球初のシーズン40勝(最終42勝)、翌40年にも38勝を挙げた。313試合目での達成は史上最速。1リーグ時代には若林忠志(阪神=47年)、野口二郎(阪急=48年)も200勝に届いた。

 【最年少は400勝投手】投手最多勝記録(400勝)保持者の金田正一が、国鉄時代の58年に24歳10カ月で8人目の200勝。プロ入り9年目での到達だったが、2年目から22→24→23→23→29→25→28→31勝。最終的に20勝以上の連続年記録を64年の14年まで伸ばした。20代での200勝達成は野口(29歳7カ月)、金田、稲尾和久(西鉄=62年・25歳2カ月)、米田哲也(阪急=66年・28歳5カ月)、鈴木啓示(近鉄=77年・29歳6カ月)の5人。

 【40代達成は2人】最年長200勝は山本昌の42歳11カ月。23人目の工藤公康(巨人=04年・41歳3カ月)と40歳以上での200勝は2人しかいない。

 【現役100勝以上】12日現在、100勝以上の現役投手は156勝の石川雅規(ヤクルト)を筆頭に、107勝の岸孝之(楽天)まで8人。今後も増加の可能性が高い2000安打に比べ、200勝はかなり達成困難な数字になってきていると言える。(カッコ内の球団は200勝達成時および現在籍)