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<日本ハム>10年目、意Gの初勝利…村田、米経て日本復帰

6/13(火) 14:04配信

毎日新聞

 日米の球界を渡り歩いた苦労人がプロ10年目で初勝利をつかんだ。日本ハムの右腕、村田透投手(32)。11日の古巣の巨人戦(札幌ドーム)で5回を投げて1失点で切り抜け、村田は「たくさんの人に応援してもらいここまで来た。ありがとうございました。絶対に負けてたまるか、と思ったが、(これまで)勝てなかった」と涙をこらえきれなかった。【荻野公一】

 大体大から2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に指名され、入団した。しかし、1軍のマウンドに立つことなく、わずか3年で戦力外通告を受けた。「この先どうなっていくのだろうと不安だった」が、「プロで結果を残したい。それを諦めるのは野球をやめる時」と社会人野球チームからの誘いを断り、米国に渡った。巨人では結果が出なくても、自らの投球スタイルなどを変えられなかった村田は海を渡り、「一流ではないので自分を変えるしかなかった。(米国では)そうでないとやっていけない環境だった」と気づき、我を通すのをやめた。

 米国では米大リーグ、インディアンス傘下のマイナーでプレー。新たな球種にも取り組み、打者の手元で曲がりながら沈むツーシームを覚え、成績を残せるようになった。そして、15年6月28日にインディアンスでメジャー昇格も果たし、オリオールズ戦に登板。四回途中5失点で黒星を喫したが、何ものにも代え難い経験となった。

 巨人戦後、「ウイニングボールを宅配便で両親に送る」と村田。お立ち台で自己紹介を求められ、「オールドルーキーです。まだ1勝目ですが、これから続けていけるように頑張ります」とも話し、新たな野球人生のスタートを切った。

最終更新:6/13(火) 14:04
毎日新聞

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