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北朝鮮無人機と推定の飛行体 THAAD配備地を偵察・撮影

6/13(火) 14:55配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線に接する韓国北東部・江原道麟蹄郡の山地で9日に発見された北朝鮮の無人機とみられる小型の飛行体が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備された南部の慶尚北道・星州を偵察し、上空から約10枚の写真を撮影していたことが13日、明らかになった。

 無人機に搭載されたカメラ(ソニー製)には4月26日に配備されたTHAADの発射台2基や射撃統制レーダーなども写されており、THAAD配備後に撮影されたとみられる。

 北朝鮮の無人機と推定される飛行体がTHAAD配備地を撮影したことが判明したのは今回が初めて。

 韓国軍関係者によると、無人機は星州の北側数キロの地点から撮影を始め、THAAD配備地の南側を回航し、再び北上しながら配備地を撮影したという。

 無人機のカメラに写されている数百枚の写真のうち、星州地域を撮影したのが約10枚で、ほとんどは林野や民家地域の写真だったという。

 無人機は2~3キロの上空で写真を撮影した。撮影されたTHAADの発射台やレーダーは拡大するとぼやけて見える水準で、解像度は低いという。

 無人機が発見された場所から星州までは約270キロ離れている。

 今回見つかった無人機は2014年3月31日に北朝鮮に近い黄海の白ニョン島で発見されたものと大きさや形などが類似していたが、分析した結果、機体が多少大きく、エンジンも二つになっており、一つだった14年のものと異なっているという。

 韓国軍は無人機がTHAAD配備地を撮影して北上していたところ、燃料切れで墜落したと結論付けた。

 韓国軍関係者は「今回発見された無人機は14年のように北による意図的な挑発である可能性に重きを置き、技術水準などを詳しく分析している」と明らかにした。

 無人機は14年に白ニョン島やソウル北方の京畿道・坡州、北東部の江原道・三陟などで相次いで見つかったものより飛行距離が大きく伸びたとみられる。14年に発見された無人機の飛行距離は180~300キロだった。

最終更新:6/13(火) 15:36
聯合ニュース