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訂正:東京外為市場・15時=ドル110円付近、米利上げ後のシナリオに不透明感も

6/13(火) 15:58配信

ロイター

[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の110円付近。きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%ポイントの利上げが確実視されているが、メンバーの景気現状認識、その先の利上げの有無やペース、米連邦準備理事会(FRB)の資産圧縮の工程などを巡り、不透明感が立ち込め、短期筋もポジションを傾けられない状況で、ドルは方向感に乏しい小幅な値動きに終始した。

ドルは早朝に安値109.81円をつけた後、しばらく109.80─90円台でもみ合っていたが、日経平均の下げ幅縮小とその後のプラス転換に連れ高となり、午前10時過ぎにかけてきょうの高値110.11円まで強含んだ。その後、日経平均が伸び悩み、再びマイナス圏に沈むと、ドルも小幅に押し戻された。

市場では「(ドル)ロングを持っている人にとっては、上値が重いというイメージ、ショートを持っている人には、ドルが底堅く映っているだろう」(FX会社)という。

前回3月のFOMCに向けては、ドルが買われて堅調に推移し、利上げ直後から、7営業日連続で下落した。しかし、今回は週初からドルが軟調で「前回とパターンが違うので、予想どおり利上げが行われたとしても、どう反応するか予想がつかない」(同)。

市場はセッションズ米司法長官の議会証言(日本時間14日午前3時半に開始予定)にも関心を寄せている。「無難に通過した場合でも完全に『ロシアゲート』疑惑が晴れるわけではない。この問題が引き続きドルの上値を重くしそうだ」(邦銀)との見方が出ていた。

セッションズ氏に対しては、米大統領選中のロシア高官との接触や、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任への関与などに関し、質問される公算が大きい。

ドル資金市場では、ドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)とOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)の格差が7年2カ月ぶりの低水準からわずかに反発したものの、依然9.66ベーシスポイントと低位にとどまっている。

同スプレッド低下の背景は、FOMCで利上げが実施されるとの読みから、OISが3月15日比で23.90bp上昇しているのに対して、LIBORが9.35bpしか上昇していないこと。LIBORの伸び悩みは、資金市場に参加する金融機関が米景気の先行きに自信を持っていない可能性も示唆している。

         ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>    ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.03/05 1.1186/90(訂正)123.09/13

午前9時現在 109.92/94 1.1196/00    123.07/11

NY午後5時 109.92/95 1.1200/06    123.15/19

*表中のユーロ/ドルのレートを訂正しました。

(為替マーケットチーム)

最終更新:6/13(火) 16:07
ロイター